【第五人格】不思議ちゃんと配達員 (ページ1) - 小説

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忘れない

忘れられない

「なんでそんなこともできないんだ！」

ごめんなさい。

「あなたなんかいらないわ」

ごめんなさい。

頭から離れない。

「…そうだ、」

新しい子を作っちゃえばいい…

嫌な記憶が何もない子を…

そうして私は、もう一つの人格を作った。

私が私じゃないって何回も言われたけど
そりゃそうだよ。

「ソレは私じゃないんだからさ？」

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作者名：あづめる | 作成日時：2020年1月5日 5時