１７８羽 ページ47
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準決勝を終えた烏野高校は仙台市体育館を出た。そして烏野高校にたどり着く。既に選手たちは疲労困ぱいといった感じだ。
そんな彼らがこれからミーティングに向かおうと歩いているとき、「あ、返ってきた！」と前方から女子の声がした。声の主を確認するように前を見ると、烏野女子バレー部の三人の姿がある。
「決勝進出おめでとー！」
手を振りながらそういって走ってくるのは元女子バレー部主将の道宮。校内放送で流れて決勝進出を知ったらしく、やばい、とかすごい、とか、そんな言葉を繰り返してバレー部を褒める彼女に顔がほころぶ。
すると校舎の窓から大勢の生徒達が顔をのぞかせてバレー部に声をかけた。
「おーいバレー部男子！」
「すげーなおい！」
「日向ー！影山ー！よくやったなー！」
「明日応援に行くぞー！」
「絶対勝てよ！」
「頑張ってねー！」
「白石さーん！」
「清水さぁぁん！」
「誰だ今ドサクサにまぎれてAと潔子さん呼んだやつ！？」
田中と西谷が同時に突っ込みをいれてバレー部全体に笑顔がうかぶ。その後、Mスタ宮城を見てから体育館へ移動した。
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「誰も俺たちが勝つなんて思ってねーだろーよ。」
体育館へ移動してから烏養の話を聞いている最中、彼はそんな言葉を発した。それに対して日向が何か言いたげな顔をして、それに気づいた烏養が「あ？なんだ、日向。」と聞く。日向は烏養へ力強く言い返した。
「そんなの関係ない！！と、思います！」
慌てて澤村が「おい、コーチに向かってお前。」と言葉をかけると、日向は焦った様子で「あ、いえ、そう言う意味じゃなくて。」とたどたどしく言葉を発する。
「いいから言ってみろ。」
続きを促した烏養に「は、はい！」と返事をしてから、日向ははっきり言い放った。
「誰も俺たちが勝つと思ってないのは、青城相手でも同じでした。なので、関係ないです！……と、思います！」
その言葉に続いて武田も穏やかに言う。
「�狢弔舛振�豪、飛べない烏�瓮�ミ達をそんな風にいう者は、もうどこにもいません。羽いっぱいに風を受けた烏が今、大空を舞っています。そしてキミ達ならいけるはずです。どこまでも高く、どこまでも遠く。
さぁ皆さん！時はきました！明日も勝って全国へ行きましょう！！」
「おっしゃああああああ！」
選手たちが一斉に叫ぶ。静かだった体育館に熱気と活気が溢れた。
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もち - 初コメ失礼します。あの、セットポイントとマッチポイントの違いはご存知ですか？所々間違っています。凄腕マネという設定なら、そういうのはキチンとされた方が良いのでは…？ (2020年8月9日 13時) (
レス) id: 9c382bbadc (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 135話で、角川の長身選手の身長が１ヶ所だけ間違えて書いてあります。 (2019年8月24日 11時) (レス) id: 17d30bab42 (このIDを非表示/違反報告)
魂祐 - 黄金川が正しいです (2017年6月6日 11時) (レス) id: f41f51613c (このIDを非表示/違反報告)
rina(プロフ) - 面白いです！155羽はどこに行ったんですか？ (2017年1月27日 23時) (レス) id: b2365399a8 (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔 - 雪氷さん» 楽しみに……！ありがとうございます！光栄でござる(*´｀)← 好きと言ってもらえて嬉しいです！投票もコメントもありがとうございます！！ (2016年8月9日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2016年8月4日 4時
