よしよし ページ11
『5時間目だるいな』
天馬さんに突き放され(悲しい)一人で教室に戻ってきた私
そういえば、青柳くんのクラスは体育だったな
それを思い出した瞬間、私の脳内は次の授業をサボって保健室から青柳くんを見守ればいいんじゃないか、という判断をした。
たまーに友達にこんなことして大丈夫？と心配されることがあるが、私は正直単位とかどうでもいい、留年することになったとしても親は
「えー！？留年！？ま、頑張れよ！！」とか言ってくれるだろうし
『天馬さんも、今私に会うのは気まずいだろうしね』
気遣いできるAちゃんカワイイ。
自分で自分を褒め称え、私は戻ってきたばかりの教室を後にした。
……
『失礼しまーす』
保健室に行き、先生を探す
『あれ…いない……まあいっか。』
私はソファに腰掛け、グラウンドに目を向けた。
窓が開いていて、暖かい風が私の頬をさらりと撫でる
その感覚が心地よく瞼が重くなってきた
……まだ、授業が始まるまで時間がある
私はそのまま瞼を閉じた。
……
「……_い……ん、い
『……？』
「…はぁ……やっと起きましたね」
『あ…東雲くんか』
重い瞼を無理やり開ければ、東雲さんが私の眠っているベッドに腰をかけていた。
…ん？私ソファに寝てた気がするけど……
まさかと思い、東雲くんに目を向ける。
「…あんなところで寝てたら風邪ひきますよ。別に、あんたのためにわざわざベッドに運んでやったワケじゃないっすけど」
東雲くんは私から目を逸らし、真っ赤な顔でつらつらと話した
『へへへ……ありがとう、東雲くん！』
「だ、だから…あんたのためじゃねぇからな！！」
『はいはい、わかってるよー』
私はツンデレな彼の頭をポンポンと撫でた
「！？」
『おー髪サラサラ！！』
顔を真っ赤っかにし、口を金魚のようにぱくぱくさせている。
「っ……と、冬弥に見られても、知らないですからね」
『え？なんで？』
「……なんでもないです」
バカだけど尊敬してる先輩《東雲彰人》→←素直になりたくて《天馬司》
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アイ(プロフ) - わー、更新待ってます泣 (7月27日 11時) (
レス) @page21 id: 8e85720291 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 更新待ってます (2023年4月7日 23時) (レス) id: cdedb7c8a1 (このIDを非表示/違反報告)
みくたみ(プロフ) - サナさん» そんなことないですよ✨とても嬉しいです！ありがとうございます💕 (2023年1月28日 22時) (レス) id: 716d59821e (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 推し（冬弥）が、国宝で、尊すぎる。国宝ってなんか私、キモいですね。すみません (2023年1月28日 14時) (レス) @page4 id: 18e9f46821 (このIDを非表示/違反報告)
みくたみ(プロフ) - ミカエラさん» 設定のお名前は自分で好きなように変えられますよ✨苗字は○○で設定してあります🫶 (2022年9月29日 23時) (レス) id: 716d59821e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みくたみ | 作成日時：2022年5月12日 2時
