サプライズのつもりが ページ26
『ただいま』
…家に入り、まず玄関にそろっている靴を見る。
兄の靴は……ない。心の中でガッツポーズをし、玄関にプレゼントを置いたまま兄の部屋に向かう
「おや、おかえりA」
『あ、うん。ただい………
！？？？？』
兄の部屋に入ろうとしたら、バッチリ兄と出会した。
『えっ、いたの…？嘘、靴無かったのに……』
「うん。Aが帰ってくる予感がしてねぇ…フフ、サプライズさ。」
ええ……いや、アンタはサプライズされる側なんだよどっちかというと
「……ところで、A」
さっきまでいつも通りの笑顔と声だったのに、突然光のない目と冷たい声で私の名前を呼ぶ兄。
天馬さんと出かけたこと…バレてるな、これは
「どうして司くんと二人っきりで出かけたのかな」
……てか、どこから知ってるんだよ、その情報。スパイ何かかな？
「たまたま見かけたんだよ。本当にたまたまだよ」
『たまたまを強調してるあたり怖い』
「何か言ったかい？？」
『…』
兄の冷え切った目で見つめられ、息が詰まる
これは正直に言うしかない。
……せっかく、明日サプライズで渡そうと思ってたのにな
仕方ないか
『…ちょっと待ってて。トイレ』
「…うん」
私はトイレに行くと見せかけて、そのまま兄の後ろに周り目隠しをする
「！？A……これはなんのつもりかな」
やば、ガチギレしてる。
『そのまま待ってて。ほんとすぐ戻るから』
「……」
私は大急ぎで玄関から大きな大きなラッピング袋を兄の元まで持っていく
そして、兄の元へつき、兄の前にプレゼントを置いた
『外していいよ』
「……え…？こ、これ、は？」
目隠しを外し、目を見開いてラッピング袋と私を交互に見る兄。
『……本当は当日までの楽しみだったけど、
一日早い誕生日プレゼント。おめでとう、類』
「っ……あけて、いいかい？」
さっきとは真逆の、泣きそうで、でも嬉しそうな顔で問いかけてくる兄に頷く
兄は丁寧に紙袋を破き、ぬいぐるみを取り出した
「……！！」
子供のようなキラキラした目で、カモノハシのぬいぐるみを見つめる兄。
「僕の…ために……？」
『そうだよ“…__っ“？！？』
言いかけた瞬間、兄が私に飛びついてきた
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みくたみ(プロフ) - 雑魚ゲーマーA@リア充嫉妬民さん» まあ！ありがとうございます☺️✨嬉しいです！ (2022年11月21日 1時) (
レス) id: 716d59821e (このIDを非表示/違反報告)
みくたみ(プロフ) - ミルクさん» ありがとうございます✨続編の方でもどうぞよろしくお願いしますね💕 (2022年11月21日 1時) (レス) id: 716d59821e (このIDを非表示/違反報告)
雑魚ゲーマーA@リア充嫉妬民(プロフ) - 続編！？絶対に見ます！めっちゃ好きです(( (2022年11月21日 0時) (レス) id: 8f173b4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 続編おめでとうございます！面白くて見るたんびに笑顔になってます！続編も楽しみにしてますl (2022年11月21日 0時) (レス) @page39 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
みくたみ(プロフ) - @-Nene-さん» 私は雫さんしかピックアップ来てくれませんでした😭😭うううう……頑張りましょう…😭 (2022年10月6日 22時) (レス) id: 716d59821e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みくたみ | 作成日時：2022年4月28日 18時
