風日和 (ページ10)

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後に知ったのだけれども

相葉くんと俺が仲がいいから

俺と相葉くんがくっつかないようにしてたとか

時々二ノに相談してたとか

やっぱり潤も同じように苦しんでたとか

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話さないと分からない事をたくさん知った。

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潤「翔くんは何でも頭で考えちゃって

「きっと」とか「多分」とかで勝手に理由付けしちゃうから」

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確かに、と思った。

昔からそうなんだ。

何でも理由付けしてしまう。

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自分を守っていたんだと思う。

理由があることをいいことに。

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潤「なんでも話して欲しい。俺も話すから」

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「ね？」ってさ

ナチュラルに首をかしげて。

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もう離れられないな、これじゃ。

１度知ってしまうと。

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翔「…俺から離れないで」

潤「ふふ、勿論」

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そして潤は言うんだ。

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「俺達は絶対、出会う運命だったんだ」

「どんな出会い方をしようがどんな人だろうが
２人の運命は決まってたんだよ」

って。

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どうもロマンチストだけど

俺もそう思う。

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どんな２人だろうが

どんな出会い方であろうが

俺は潤に恋をする運命だったんだと。

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俺は俺で、潤は潤だから。

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【きっと多分】

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