1 朝のいたずら ページ3
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ぴちちち…
優しい小鳥のさえずりで、目が覚める。
「ん……」
ぐいー、と手を上にのばして起き上がり、時計を確認。
「6時か…」
パジャマ姿から制服に着替え、顔を洗って髪の毛をとかし、
いつものみつあみをして完成。
「よしっ」
部屋を出て、ある場所に向かう。
そーっとある場所のドアを開け、中を確認。
(今日もぐっすりか。)
そのまま部屋の中に入り、気配を消して
気持ち良さそうに眠っている人物のもとへ近づく。
そして、その人物の耳元に口を近づけて。
「わっ!!」
と大声で叫んだ。
雪「わぁっっ!!」
もちろん相手もびっくりして飛び起きる。
A「ぷっ…おはよ、雪。」
飛び起きたときの顔が面白くて、つい噴き出す。
雪「え?あ、おはよ。…今日も起こすの、Aなんだ。
びびったー。」
A「ふふっ。雷兄さんだと思った?」
雪「うん…………」
返事をして、毛布に顔をうずめた。
A「…?……どうしたの、雪」
雪「……………」
私が声をかけても、顔をあげない
おーい、と声をかけようと雪に近づく。
するといきなり、雪が私をぐい、と引き寄せてきた。
A「わっ」
ぽすんと、雪の胸に飛び込む。
A「ちょ、なにしてるのー」
いきなりなんだ、とじたばたするが、雪は離してくれない。
A「ねぇ、ちょっと朝から恥ずかしいんですけど。」
私が少し恥ずかしそうに言うと、やっと離してくれた。
ふぅ、と息をついて雪を見る。
にやっ
雪が怪しげに笑った。
雪「仕返し♡」
私は、むかっときて、べしんと雪の頭を叩き、
「早くしたくしろ」
とぶっきらぼうに捨て台詞をはいて部屋を後にした。
部屋を後にして大きくため息。
(顔、熱い… 雪のあの顔、弱いんだよなー)
もう一度大きくため息を吐き、下へ降りて行った。
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みか - 良かったと思います!頑張ってくださいね! (2019年8月23日 9時) (レス) id: 46a1686c8e (このIDを非表示/違反報告)
むぅ。 - まるさん» すみません、ご指摘ありがとうございます。これからは、気をつけます。本当にありがとうございました。 (2019年1月4日 13時) (レス) id: 2c64cb5316 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか?そこら辺をよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2019年1月4日 12時) (レス) id: cec6dd7646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぅ。 | 作成日時:2019年1月4日 12時