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コウジはそれから数週間後、シャムウェスト国を発つことになった。
母「久しぶりにスノーポリスでの世界大会やね。」
コウジ「子どもの頃ぶりや。しばらく帰ってこーへんかもしれんけど、ジムの事はよろしく頼むわ。」
母「任せとき。でも最近、スノーポリスの情勢が悪いっちゅう話聞いてる?だから、気を付けて行きや。」
コウジ「分かった。…じゃあ、行ってくる。」
母「行ってらっしゃい!」
外套を肩に掛け、コウジは歩き出した。
第六惑星エオノス
同じパワードスーツを着た青年たちが、研究施設内の薄暗い部屋に集められていた。
研究員1「知能検査、始め。」
パソコンの前に座り、黙々と表情一つ変えずにキーボードを叩く姿は異様な光景だ。
研究員2「RM-��16 レン。」
レン「はい。」
研究員2「手が止まってるぞ。検査は始まってる。」
レン「…問題が、分からない…」
研究員2「…これはもしかすると…」
手が止まっていた黒髪の青年のデータをタブレットで呼び出す。
研究員2「基盤故障、システムの異常を検知しました。」
研究員1「廃棄しろ。」
レン「何するんだ…離せコラ!」
研究員達は青年を両サイドから掴み、部屋から連れ出した。
研究員1「お前は要らない。」
レン「やめろ!!おい!!」
青年は声を荒げ、抵抗を見せていたが、そんなことも気にせず他の青年たちはパソコンの画面を見つめていた。
地下要塞
素能玉雪「凄い戦いだったすの!皆頑張ったすの。」
リョウヘイ「玉雪も頑張ってたよ、凄かった!」
ショウタ「これでしばらく、平和だといいよな。」
リョウタ「しかし、次は必ず皆殺しと、俺はこの耳で聞いた。」
ヒカル「ああ、いつ何が起きても大丈夫なように、構えておくのも忘れちゃいけないな。」
素能玉雪「ボクは、これからも全力でスノーマンを助けるすの!」
タツヤ「必ずジャスパーは力をつけて戻ってくる。油断はできないね。」
リョウタ「そうだな。」
ショウタ「まだまだ忙しくなりそう。」
ヒカル「でも6人でなら、どんな苦難も乗り越えていけるよ、今までだってそうだったんだから。」
リョウヘイ「これからも頑張ろうね!」
素能玉雪「頑張るすの!!」
6人「おう!!!!!!」
To be continued…
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作者名：アドク | 作成日時：2020年9月14日 10時
