銀雪戦隊スノーマン -5- (ページ12)

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ジンガ「彼らもブラックリストだ。」

ギンセツブルー「させるか!…クリスタルアイスバリア!!」

カメラを構えたジンガに、雪の結晶型の盾を発動したブライトシールドで体当たりした。

よろけて倒れたジンガはカメラを手放してしまい、宙に舞うカメラを見上げる。あまりに一瞬の出来事で、動くこともできなかった。固い床に叩きつけられたカメラは、破片を飛び散らせながら大破する。

ジンガ「あー、残念。そのカメラは、偽物でした。」

ギンセツブルー「くそっ!有り得ない!!」

マオ「Sweety Bearsのライブを妨害したから、スノーマンも全員ブラリ。」

ジンガの懐から出てきたカメラはスノーマンに向けられた。

マオ「これでシルキースノーを守れる人は居なくなる。」

ジンガ「さようなら。スノーマン。」

シャッターが押され、フラッシュが光る。ステージ上からはスノーマンの姿が消え、マオとジンガ、観客らが残された。

女性ファン「スノーマン…消えた??」

ジンガ「シルキースノーは、科学結社ジャスパーの物。」

マオ「やりましたよ、ジェイド様…」

不敵な笑みを浮かべる2人が怖くなった観客は怖くなって一斉に逃げようとホールの扉へと殺到する。

マオ「口封じしないとね。」

再びカメラのシャッターを押すと、写真の中に観客らが収められてしまった。ホールは静寂に包まれ、マオの笑い声だけが響き渡る。

地下要塞

モニターで様子を見ていた素能玉雪は慌てふためいている。

素能玉雪「そんな…!スノーマン…!応答するすの!!スノーマン!!」

必死にボタンを押し、マイクに向かって通話をするが、誰一人応答が無いのであった。

To be continued…