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ドロモス「何をする!!」
ギンセツグリーン「その言葉、そっくりお返しするよ。」
ギンセツパープル「それっ!」
ステッキを一振りすると檻が崩れ落ち、6人は解放された。
ギンセツピンク「何があっても…シルキースノーと発電所を守る…俺達の使命なんだ…」
グリーンに支えられながら立ち上がり、声を張り上げる。
ドロモス「その身体でお前に何が出来るというんだ?ん?」
ギンセツピンク「俺はヒーローなんだ…だから、何でもできる!うおおおお!」
ブライトウィングを広げ、ドロモスに突っ込んでいく。彼の首根っこを掴みあげ、空高く舞い上がった。
ドロモス「ぎゃあああー!」
ギンセツピンク「アクロバティックレインフォール!!」
急降下しながら、ドロモスを白い雪の中に叩きつけると、雪が爆風のように視界を真っ白にする。
ギンセツグリーン「大丈夫?」
ギンセツピンク「ちょっと痺れるけど、何とか大丈夫だ…」
ドロモス「…何故僕が怖くない」
ギンセツイエロー「怖いよ、めちゃくちゃ怖い。でも、俺はスノーポリスがジャスパーに奪われる方がもっと怖い。だから、お前を倒す。」
ブライトドリルを手にし、ドリルの先を天に掲げた。
ドロモス「腰抜けのくせに!」
赤い風船がイエローに向かって、ふわふわと飛んでくる。それが彼の目の前で割れると、中からは不気味な顔をした無数の白いオバケが登場した。
ギンセツイエロー「ひぃん…!」
反射的に身体を縮こませたが、声を上げそうになるのを押し殺す。
ドロモス「ほら、もっと叫ぶんだ。」
ギンセツイエロー「……叫ぶもんか!」
ドリルを地面に突き刺し、岩石をドロモスに思い切り飛ばす。その岩石はドロモスの周りを囲み、封じ込めた。
ドロモス「何?!出られない…!!」
ギンセツイエロー「ロックダウンメガストライク!!」
ドリルを持って走り出したイエローは、封じ込めたドロモスにドリルの先を叩き込んだ。
ドロモス「ぎゃあああ…!恐怖はこれからも続く…覚えておけ!」
岩石とドロモスが爆音とともに弾け飛び、跡形もなく消滅した。岩石を避けるように5人は物陰に隠れている。
―素能玉雪「倒したすの!!」
ギンセツグリーン「いや、待って。」
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作者名：アドク | 作成日時：2020年9月6日 21時
