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コウジ「何やそれ。俺、納得せえへんよ…」
リョウタ「少し落ち着くんだ。」
コウジ「落ち着いてられる訳ないやろ…何でそんなテンションで居られるん?シルバースノーは心まで雪みたいに冷たいんか?!」
声は震え、瞳には涙が浮かんでいる。異国の出身で、同じ境遇の仲間が居なくなったのだ。そして、コウジにとっては、ディスドールに初めて襲われた際に助けられた命の恩人でもあったため、気が気ではないのだろう。
ヒカル「コウジ、それは言い過ぎだ。」
タツヤ「みんな、レンの事は心配してるよ。」
コウジ「…ごめん…でも、何が何でもはよ見つけんと…」
リョウヘイ「そうだね。」
ラウール「確かに、このまま放っておいたら、相手が何をするか分からない。」
ビルの地下室
ジンガ「計画通り、RM-��16を連れて参りました。」
青い薔薇と茨に侵されたレンは、気を失いジンガに抱えられている。モジュールの青い光は暗く、今にも消えてしまいそうだ。
ジェイド「よろしい。」
モル「よく捕まえたな。なかなかやるじゃん。」
ライ「意外と簡単だったよ。やっぱりガラクタだった。」
ジェイド「でも、そのガラクタがこれからは我らと共に、新たな未来を創造するひとりになる。」
ニール「モル、プログラムの準備は出来てるか?」
モル「当たり前だろ。ジンガ、そのガラクタこっちに寄越せ。」
ジンガ「はい。」
ゆっくりと歩みを進め、白い手術台の上にレンを優しく横たえた。モルがハサミで茨を丁寧に切り、傷ついた素肌の傷と汚れを綺麗に落とす。
ジェイド「RM-��16も精巧な作りをしている…ガラクタとは無縁のようにも思えるが…?」
ライ「コイツ、製造段階のトラブルで、学習プログラムが破損しています。」
ジェイド「それが、ガラクタと言われる要因か。肝心の戦闘能力は?」
モジュールにケーブルを接続し、パソコンを立ち上げる。モニターにはレンのスペックが表示された。
モル「学習プログラムに関してはガラクタかもしれませんが、パワーは申し分ないかと。あの時、ライとほぼ互角に戦えるだけの力があったんですから。ふっ…」
レン「…ここは…どこ…?」
ジェイド「ようこそ、我らの城へ。」
レン「誰だ、お前は。」
気を失っていたレンが目を覚ます。手術台の明かりが眩しいのか、少し目を細めた。
ニール「お目覚めかい?お姫様。」
マオ「起きちゃった〜」
ジンガ「穏やかじゃないね。」
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snow(プロフ) - アドクさん» 楽しみです！外伝も制作しているのでお楽しみに！ (2021年2月17日 21時) (
レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
アドク(プロフ) - snowさん» コメントありがとうございます。やっぱりこういうのは、お約束だと思うので！最終章に向かって走ります！ (2021年2月17日 21時) (レス) id: 818245d669 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - なんだかすごい展開になりましたね！続きが楽しみです！ (2021年2月16日 15時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アドク | 作成日時：2021年2月16日 10時
