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ラウール「やったー!いただきまーす!…高級な味がする!食べたことない、こんなお菓子。」
コウジ「神殿住まいだったお坊ちゃんでも食べたことない味って、どんなんなん?……美味いやん…」
レン「…うまっ…びっくりした…」
ダイスケ「えー、だったら俺もー!!」
素能玉雪「ボクも食べるすの!」
ダイスケや素能玉雪の一声をきっかけに、他のメンバーからも一斉に手が上がる。
ヒカル「はい、順番順番!一個ずつな。」
ショウタ「うわっ!何これ?!ヤバ…!」
リョウヘイ「この芳醇なカカオの香り…高いだけあるよ…」
ダイスケ「ヒカルありがとー!…うわあ〜とろける〜〜」
リョウタ「俺も自分用に買えば良かったな。これは良い。」
タツヤ「やっぱりその辺のチョコレートとは違う…美味いね。」
素能玉雪「美味しいすのー!」
久しぶりに要塞内に吹雪が巻き起こった。チョコレートが凍る勢いである。
ヒカル「アメトリンショコラ、やっぱりダントツだよね、分かるよ。」
ショウタ「コイツが吹雪起こすって、よっぽど美味かったんだろうな。」
素能玉雪「うん、美味しかったすの!」
リョウタ「そうだ、みんなで食べようと思って買ってきたチョコレートのお菓子があるよ。紅茶を淹れようか。」
8人「賛成!!!!!!!!」
素能玉雪「賛成すの!」
ビルの地下室
ニール「美しいチョコレートだ。」
モル「へえ、感心するわ。」
ライ「宇宙の星の輝きに似てる…」
マオ「綺麗なだけじゃないんだよ。」
ジンガ「このチョコレートには、一粒食べればたちまち石化する力がある。」
マオ「綺麗な石になるんだよ。ほら。」
掌に紫色の石を乗せて持ってくる。よく見ると、ネズミの形をしていた。
ジェイド「見事だ。」
マオ「…そして、待ち受けるのは…死。」
金づちでネズミの石を思い切り叩き割ると、砕けた紫色の石がキラキラと飛び散る。
ジンガ「ラティの魔力には、誰も敵わない。」
モル「そしたら、スノーポリスは綺麗な石でいっぱいになる!そしたら、みんなで壊しに行きましょう!」
ジェイド「”あの計画”も準備を進めてくれ。」
5人「はい。」
モニターには、賑わうダイヤモンドフロストタワーの様子が映し出された。物珍しい紫色のチョコレートを求める人々で、フロアは賑わっている。
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snow(プロフ) - アドクさん» 更新、楽しみにしてますね! (2021年2月7日 10時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
アドク(プロフ) - snowさん» コメントありがとうございます。続きは私が書いててツラくなりました(笑)次回もお楽しみに! (2021年1月29日 10時) (レス) id: 8fc14d97df (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - この後、レンがどうなるのか気になります! (2021年1月17日 20時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アドク | 作成日時:2021年1月16日 9時