銀雪戦隊スノーマン -14- (ページ18)

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ダイスケ「ナナミ…さん?!おかえりー!!ナナミさん!!」

ステージに登壇した、真っ赤なコートを着たナナミが現れると、ダイスケのテンションは最高潮に達する。声を張り上げ、全力で声援を送った。

ダイスケ「ナナミさん、真っ赤なコート似合うなあ…すっごく可愛い…ふふっ…」

司会「それではいよいよ点灯のお時間です。ではナナミさん、お願いします。」

スノードームのような球体のボタンにナナミが手を触れると、球体の中に入っていた雪の結晶が舞いながらキラキラと輝き出す。

大きなツリーはてっぺんからライトアップされ、街中に設置されたイルミネーションは魔法がかかったかのように煌めいた。

ラウール「綺麗…」

レン「宇宙の星みたい…本当に綺麗…」

ショウタ「当然だろう?スノーポリスのクリスマスは世界一なんだからさ!」

ヒカル「今年も無事にこの日が迎えられて良かったよ。」

リョウヘイ「一時はどうなるかと思ったよね。」

コウジ「まあな、俺達がクリスマスを救ったっちゅうわけやな!」

リョウタ「タツヤの事もな。」

タツヤ「本当に、ありがとね。」

レン「守るべき者の為に、戦う。それは当たり前のこと。」

ダイスケ「レン、カッコイイ～!」

ヒカル「スノーマンは9人でスノーマン。だろ?」

タツヤ「うん!」

9人は、しんしんと降る雪の中で輝くツリーを、晴れやかな表情で身を寄せ合いながら見上げるのであった。

タツヤ「良い仲間を持ったな、俺。」

To be continued…