銀雪戦隊スノーマン -14- (ページ17)

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ビルの地下室

ジンガ「期待してたんだけどな…ダメだったか…」

ニール「いつまでスノーマンの好きにさせておく気だ?!」

マオ「騒がしいよ、ニール。」

モル「漸くやる気になったか?」

マオ「うん、面白いことやってみたくてさ。」

鳥のぬいぐるみを2つ抱いてニッコリと笑っていた。

ジェイド「確実にスノーマンも強さを増している…マオ、今まで以上のパワーを使うことになるが、大丈夫か?」

マオ「はい、問題ありません。」

スノーポリス雪氷発電所ロータリー 17時50分

レン「あと少しだ。」

ラウール「ワクワクする!」

コウジ「はよみんな来んかな～」

点灯式が行われるステージの最前の椅子を陣取る3人は、温かい飲み物を片手にツリーを眺めていた。脇にはダイスケたちの分のも準備してある。

ダイスケ「あー、間に合った!」

リョウタ「お待たせ。」

ショウタ「残ってた仕事、とりあえずやっつけてきたわ…しんど、マジで。」

タツヤ「楽しみだなあ!」

リョウヘイ「みんな、お疲れ様～」

アンヴァーが荒らした場所の掃除や片付けに追われ、少し遅れて合流してきたヒカルは、大きなため息をついている。

ヒカル「ああ…ほんっとにあのディスドール、飛んだ迷惑者だったよ。」

コウジ「片付けお疲れ様やったな…はい!」

ヒカル「これは…まさか…」

レン「ホットチョコレート。」

ヒカル「最高…染みわたる…!」

疲れ切った顔をしていた彼の表情は一気に明るくなり、目が無くなるほどの満面の笑み。

アナウンス「メリークリスマス!間もなく、雪氷発電所ロータリーの特設ステージで、クリスマスイルミネーションの点灯式をスタート致します。皆様、ツリーの前にお集まりください。」

ダイスケ「始まるよ!!今年の点灯式、誰がボタン押すのかな…」

アナウンスが入ると、続々と人々が集まってくる。そして時刻は18時を迎え、クリスマスソングと共に点灯式が始まった。

司会「メリークリスマス!スノーポリスの点灯式にお集まりいただき、ありがとうございます。それでは早速、今年の点灯式のゲストをご紹介します。療養期間を経て、本日より復帰する声優のナナミさんです!」

ナナミ「メリークリスマス!ナナミです、よろしくお願いしまーす!」