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ギンセツブラック「合体した…」
ギンセツホワイト「こんなロボットになるなんて…信じられない。」
ギンセツオレンジ「何事や?!しかし、高いなあ〜見晴らしは最高やな。」
ギンセツグリーン「3人ともしっかり掴まっててね。」
ブライトトレインに同乗していた、ビークルを持っていない3人は座り直し、シートベルトを締めた。
テレス「僕を倒す事は出来ないよ。」
ギンセツブラック「この声…」
瞬時にテレスの声を聞きとり、ハッとする。
ギンセツグリーン「やっぱりそうだ。」
ゴーグル越しに見える情報に目を剝いた。
ギンセツブルー「何が。」
ギンセツグリーン「ディスドールとアンドロイドが一体化してる…」
グリーンのゴーグル越しに映る景色は壮絶なものだった。モニターに、グリーンが見ている情報を映し出すと、8人が絶句する。
ギンセツオレンジ「なんか…ここまで来ると可哀想やな…」
ギンセツイエロー「侵食されてるのか…?!怖っ…」
ギンセツブルー「えぐいわ…なんか…吐き気してきた…」
青白く光る丸型のカプセルの中で浮遊する、目を閉じたライの姿がそこにあった。口元には酸素マスクの様な物を着け、胸部の穴とモジュールに繋がれた無数の白いコードが、カプセルの壁面に伸びている。
素能玉雪「来るすの!」
テレス「砕けてしまえ、そんな巨大ロボット。」
回るキャタピラのような右手をギンセツブライトエンペラーに打ち込んだ。避けきれずに、機体の側面は轟音と火花を上げる。
ギンセツパープル「何て強さ…」
素能玉雪「一撃が大きいすの。」
ギンセツピンク「気を落とすことは無いよ。戦車は地上だろ?だったらこっちは空中戦だ!イエロー!ソードを!!」
ピンクがハンドルを握り、声を張り上げた。ギンセツブライトエンペラーは舞い上がる。
ギンセツイエロー「分かった。…スノーライトソード!」
掘削機のドリル部分が変形した剣”スノーソード”を握るギンセツブライトエンペラー。
ギンセツピンク「このまま突っ込むぜ!おりゃあ!!」
スノーソードを構え、テレスに向かって降下した。そのスピードになれていないせいか、ホワイトとオレンジはイスの肘置きにしがみついている。
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snow(プロフ) - アドクさん» 楽しみにしてます!私の外伝もまた書ければ書くのでお楽しみに! (2020年11月19日 16時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
アドク(プロフ) - snowさん» 毎度コメントありがとうございます。今週中には次章更新を予定しておりますので、お楽しみに〜〜! (2020年11月19日 9時) (レス) id: 6a1cc612e4 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - 小説のことでコメント遅くなってすみません。新しいアンドロイドが登場するのか楽しみです! (2020年11月9日 18時) (レス) id: 26186c7a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アドク | 作成日時:2020年11月7日 9時