銀雪戦隊スノーマン -12-

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ギンセツパープル「これが新しいロボット…」

ギンセツピンク「カッコイイ!!…あれ?俺の操縦席にフィギュア置きがある!」

ギンセツイエロー「フィギュアが壊れないようにね。」

ピンクは操縦席の脇にあるくぼみにフィギュアを置いた。フィギュアはビクともしない。

ギンセツピンク「これで嫁といつでも一緒だ!よし、早速…サンキュー、イエロー!」

素能玉雪「これで怖いものは無いすの。」

ギンセツパープル「ギンセツブライトエンペラープラチナスノーモード、発進!」

ギンセツブルー「長い名前…噛みそう。」

ギンセツピンク「パワーアップした感じで、そこが良いんだよ!」

ギンセツイエロー「うわ、高いな…」

箱から出てきた、四角い一口サイズのチョコレートを頬張った。

ギンセツグリーン「高いね…揺れは少ないけど…」

ギンセツレッド「いつもの円周率を唱えるんだ。深呼吸して…」

ギンセツグリーン「はっ…!そうだ…3.1415926535897932384626433832795028841971…大丈夫!いける!」

テレス「新たなロボット?!臨むところだ…」

戦車砲からマシンガンのように砲弾を放つが、ブライトエンペラーには傷1つつかない。

ギンセツグリーン「完璧だ…ダメージゼロ。これなら、勝率120%だ。」

ギンセツブラック「2S-1030V、やめろ…俺は嫌なんだ…こんな事…」

テレス「黙れガラクタ!」

声を荒げ、キャタピラの拳を鎧状になったブライトシャトルの部分に何度も打ち込んだ。

テレス「くそっ…!どうして!!」

ギンセツグリーン「ブライトシャトルは、宇宙空間でも耐えられる設計だよ。侮ってもらっちゃ困るね。」

ギンセツイエロー「陸上と宇宙じゃ、同じ土俵にも上がれないだろうな。」

ギンセツオレンジ「諦めろ!テレス!!」

素能玉雪「スノーソードを使うすの!新しいプログラムが入ってるすの!」

ギンセツグリーン「テレスの弱点は胸部だ。あの中にカプセルに入ったライがいる。」

ギンセツイエロー「OK!スノーライトソード!」

掘削機のドリル部分が変形した剣”スノーソード”を握るギンセツブライトエンペラー。

テレス「何度言えば分かる?僕に剣一本で挑むなんて、竹槍で戦場に出ていくのと同じだというのに…」

素能玉雪「それはどうすの。」

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