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?「待つすの〜!」

ヒカル「うわああああゴキブリが喋った!」

ヒカルの叫び声に反応したリョウタが喋る卵に向かって、一気に殺虫剤を掛けた。

?「ごほっ!ごほっ!」

ダイスケ「うぼぁ!痛ってえ…」

咳き込んだ卵は殻が吹き飛び、破片がダイスケの額に直撃。軽く頭に響くような音がする。

ヒカル「…ゴキブリ…じゃない…」

タツヤ「何だこれ。」

ダイスケ「明らかに新種の生物だけど…何類?」

ショウタ「そもそも生物なの?」

リョウヘイ「もしかしたら、アンドロイドかもしれない。」

部屋の隅でかたまっている5人をよそに、リョウタが卵から生まれた謎の物体に声を掛ける。

リョウタ「君の名は?」

ダイスケ「順応早っ!」

?「素能玉雪ですの〜!」

リョウタ「俺はリョウタ。玉雪、よろしく。」

素能玉雪「スノーポリスに危険が迫ってるんですの!」

ショウタ「いや、スノーポリスは平和だよ。俺らが生まれるずっと前から戦争も起きてないし。」

素能玉雪「これから大変なことが起きる…信じてほしいんですの!」

リョウヘイ「…でも、玉雪の言う事、あながち間違ってないかもしれない…」

モニターに映し出された映像を見たリョウヘイの顔色が悪くなる。

タツヤ「何が起きてるの?」

リョウヘイ「今の外気温が、数分前から10℃も上がってる…こんな短時間で気温が変わるなんて、過去100年分の観測データを遡っても聞いたことないよ。でも、外は静かだな…」

リョウタ「嵐の前の静けさだろうな、もし何かあるならば。」

素能玉雪「とにかく!非常事態ですの!ボクが言ってる事は本当なんですの!!!」

ショウタ「さっきからすのすの煩いんだよ、俺らにどうしろって言うんだ?玉雪が何とかすればいいだろ。」

素能玉雪「ボクだけじゃどうにもならない。スノーポリスを守ってほしいんですの。」

ショウタ「非常事態の対処は警察部隊がやる仕事でしょ。俺は、中央制御室のただの操作員!ただの一般市民!」

素能玉雪「発電所の職員だからこそ、みんなにお願いしたいんですの!この国の資源が、狙われちゃう!」

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設定タグ:SnowMan , 戦隊モノ   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:アドク | 作成日時:2020年8月31日 15時

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