俺は1年後。貴方を惚れさせます【呪術廻戦】【五条悟】

すれ違い ページ24

「お、センセー美味しそーなの持ってるー」

「いるか？抹茶とあと…」

「…チョコ」

「……そうだった。どっちがいい？」

「じゃーチョコ」

「傑はいるか？抹茶だけだが」

「じゃあいただきます。ありがとうございます」


「ッ＿＿＿！」

ありがとうってちゃんと言える傑が羨ましい

いつもなら言えんのに、アイツを前にするとバカみてぇに素直になれねぇ

甘えて欲しいとかなんとか言ってたんだから、あそこで行くなっていえば良かったのか、。


後悔がぐるぐる回る


「センセー、チョコ一口いります？」

「お、貰おうかな」

「あーん」

「…うん、美味いな。ありがとう」


「私のもいりますか？」

「じゃあ貰おうか」


傑の持ってるたい焼きに顔を近づける東雲



「傑！！！」


気がつけば、大きい声を出していた

アイツが驚いたように肩を震わせる


「…ごめんね先生、少し席を外してもらってもいいかな？」

「…すまん、私は職員室にいるから、何かあったら呼んでくれ」

「はーい」


アイツが悲しそうに席を立って、扉を閉める


…クソっ




「…で、悟。どうしたの」

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