▼ウ ヰスキー ページ5
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_____________________水が欲しい、喉が乾く
深夜0時のBar
「だァからあの馬鹿
「マスター彼に水を。A嬢は如何されますか」
『チョコレート』
「マスターAにチョコレート一年分!」
『ホワイトで』
「すいませんマスター気にしないで下さい」
何時ものBar
先客を全員退かし、貸切状態で飲んでいた中原とA。其処へ偶然立ち寄った広津が合流し早一時間。
「んでお前はこの1ヶ月何処行ってたんだよ」
『東京』
「近!呼べよ!」
「してその内容は?」
『妙な異能組織がウロついてたの。やたら横浜に来ては事件起こして消える______________
この1ヶ月Aは単独任務に東京へ出ていた。なんでも横浜へ来ては窃盗や殺人を起こして東京に戻るのを繰り返す妙な異能組織______________横浜の夜を取り締まるポートマフィアにとって預かり知らぬ犯行は鼻先でナイフを振り回されるような見逃せない屈辱行為。これでもしポートマフィア側に犠牲者でも出ればその威光も地に落ちるに等しい。
「_______で?その正体は?」
『組織名はパラドックスこと通称P。多分戦争になるんじゃないかな。マフィアも探偵社も____________』
そして Aは席から立つと出口へ歩き始める。
「おいまだ1時にもなってねえぞ」
『ご馳走様中也くん。お迎え来たからまたね』
______________ガチャ、と扉が閉まる。
「クソ_____________ゼッテー芥川の野郎だ!」
「まあまあ」
「聞けると思ったんだよ______________」
「?」
「酒飲ませりゃあいつの本音が_______……」
嘘は云わねぇ
でも手前はゼッテー心の奥底に蓋してんだよ
【それが酷くなったのは太宰治が消えたあの日】
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オボエル(プロフ) - tomo☆さん» 詳しくはヘルプをご覧下さい (2016年11月21日 18時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
tomo☆ - わかりにくくてすみません。小説のタイトルです。 (2016年11月19日 16時) (レス) id: da2441fb80 (このIDを非表示/違反報告)
オボエル(プロフ) - tomo☆さん» どのタイトルですか? (2016年11月17日 1時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
tomo☆ - タイトルってどうやったら変換できるンですか( ;∀;) (2016年11月16日 19時) (レス) id: da2441fb80 (このIDを非表示/違反報告)
オボエル(プロフ) - セルヴェンテさん» いえ、シビアなコメントこそ成長の糧です。ありがとうございます。 (2016年11月12日 22時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オボエル | 作成日時:2016年11月8日 14時