ウヰスキーはまだ飲めない【文スト】

◎ -1番外編 ページ19

.




_______太宰治がまだポートマフィアに居た頃。

「ねみぃ__________つか腹減った。Aなんか作れよ」

『嫌』

「じゃあ太宰作れ」

「嫌だよ」

「ンだよお前らノリ悪ィな。だいたいA、お前一応女だろ？料理くらいやれよ」

『料理とかやる意味が判らない』

「Aは料理なんて覚えなくていいのだよ。
将来は私と一緒に暮らして毎日外食、死ぬまでツケでいい」

『うん、それがいい』

「ロクでもねェ生き方教えんじゃねえ！！つかお前金有り余るほど持ってんだろーが！払えよ！」

「それにしても腹が減ったのは同感だ。茹で卵なら直ぐに出来るんじゃない？中也にでも」

「俺が作るの前提かよ」

『冷蔵庫に卵あるよ。広津さんにミルクセーキ作ってもらった余りのやつ』

「いいね。じゃあここは手軽に電子レンジで宜しく頼むよ中也_______いや、相棒(・・)」

「そ、そうかよ……そこまで云うなら仕方ねェな！作ってやるよ！」

「ああ、頼んだよ。
じゃ、私とAで塩をとってくるよ。折角食べるなら良い塩がいい」

『うん、良い塩取りに行こう』

「おうよ！」



_____________________数分後

電子レンジ は 爆発した。



「太宰手前ェェ！！！！！！！！」





.

◎ -2番外編【中原中也】→←▼兄 妹

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す