▼絶 対に死なせるな ページ15
.
______________ポートマフィア管理下の倉庫街で芥川がPの異能力者並びに軍人と応戦しているとの情報が入り、付近にいた中原とAも駆けつけた。
『______________殺す』
三人それぞれが異能力者と応戦中聞こえたAの声。珍しくムキになるなと中原は勿論、芥川も思った。
_______異能力・綾取りの恐ろしい所は一本の紐が強度や切れ味を全く落とす事なく何本にでも枝分かれさせられる事だが一つだけ
『_______ッ』
紐を枝分かれさせればさせるほど、増やせば増やすほど神経を使う。故に
「A！」
_______中原の声が聞こえる。
Aは腕に刺さったナイフを引き抜いて捨てた。きっと毒でも塗ってあったのだろう、徐々に目眩がする。
『これが
「ぐぁ」
其れは男の悲鳴なのか、はたまた血が地面に飛び散る音なのか______________判らない。まるで芥川の羅生門・彼岸桜の様に咲き誇ったAの異能。散るのは赤い肉片と云う名の花弁。
______________ふらり、倒れる虚ろな目をしたA。その身体が地面に落ちる事はなく、シュルリと黒獣が巻きついて引き寄せられる。
『り うの すけ く______________』
「判るか。もう話すな」
芥川は勿論中原ですらこんなAを見たことが無かった。
「多分広津も食らった毒だ！急げば間に合う！此処は俺に任せて連れてけ芥川！」
「判りました」
「芥川」
「______________？」
「絶対に死なせるな」
「はい」
【起きたら説教だ】
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 328人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オボエル(プロフ) - tomo☆さん» 詳しくはヘルプをご覧下さい (2016年11月21日 18時) (
レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
tomo☆ - わかりにくくてすみません。小説のタイトルです。 (2016年11月19日 16時) (レス) id: da2441fb80 (このIDを非表示/違反報告)
オボエル(プロフ) - tomo☆さん» どのタイトルですか？ (2016年11月17日 1時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
tomo☆ - タイトルってどうやったら変換できるンですか( ；∀；) (2016年11月16日 19時) (レス) id: da2441fb80 (このIDを非表示/違反報告)
オボエル(プロフ) - セルヴェンテさん» いえ、シビアなコメントこそ成長の糧です。ありがとうございます。 (2016年11月12日 22時) (レス) id: 39e3fe5643 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：オボエル
| 作成日時：2016年11月8日 14時
