コミュ障少女とお掃除 ページ24
秋田君に連れられて広間に行き、燭台切お手製の朝食を食べる。うん、今日も美味しい(当然のようにお残しは許してくれませんでした)
そしていよいよ大掃除の時間です頑張るぞ〜...
「お前たち、ちゃんと帽子を被るんだよ？」
「はーい！」
「日焼け止めも塗らないと...」
「良い天気になって良かったです...！」
キャッキャとはしゃいでいるのは粟田口のみんな。一期が呼び掛けてくれたらしく、やる気満々である...私と違って。
『...暑い...死ぬ...ムリ』
麦わら帽子を被り、元気に庭を走り回る短刀の子たちを横目に、私は縁側でだらしなくぶっ倒れていた。え？お前今、トリオン体だろうって？ほっとけそんなん知らんわ(^^)
「神無月、大丈夫か？」
『...だいじょばない』
いつの間にか隣に腰掛けていた薬研が、苦笑しながら声を掛けてきた。頬を伝う汗がなんとも熱々しいことでしょうか...私は首を振ってそれに答えると、再び苦笑された。
すみませんねぇ...体力が無くて(^^)
『...なんかごめん』
「ん？」
『掃除...手伝わさせて...』
何とか身体を起こして言葉を発する。すると薬研は目を丸くしてこちらを見てきた。
え、何か変なことでも言ったのだろうか...？
恐る恐る彼と目を合わせて首を傾げる。が、要らない心配だったらしい。次の瞬間、彼は眩しい太陽のように笑っていたのだった。
「俺っちたちが好きでやってることだ！神無月が謝ることじゃねぇよ」
『...』
そう言うと彼は、私の頭をぽんぽんと撫でてきた。言わずもがな、私はピシッと音を立てて固まる。そりゃ無いぜ...薬研さんよぉ...(-.-)
「それに...」
『...なに？』
「...神無月の側は、心地良いからな！！」
『...はぇ！？』
ここに太陽がいますよ〜無茶苦茶熱いですよ〜
おかげで真っ赤に火照る私の顔。これはきっと太陽のせいだ...そうだと信じたい切実に。
間髪入れずにフリーズする私の首元に、突如当てられた冷たい物体に再び悲鳴を上げた。
『ひっ...！？』
「はは！驚いたか！！」
秒速で後ろを振り返り、私の反応を見てケタケタと笑っているのは思った通り鶴丸で。
『...てめぇ！！』
「ははは...って、うわぁ！！？」
彼の襟元を鷲掴み、トリオン体の怪力を存分に使って庭にぶん投げた私は悪くない...はずだ。
コミュ障は怒らせると怖いんだからな(^^)
『ははっ...ざまぁ...』
「神無月！？」
この後、私も当然ぶっ倒れましたとさ...トリオン体なのに。
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マンゴータルト - 四方さん» すみません！意図的にロックを掛けてます！！続きが書け次第、外すのでそれまでお待ちください！！ (2016年10月22日 13時) (
レス) id: c00500378b (このIDを非表示/違反報告)
四方(プロフ) - マンゴータルトさん コミュ障とブラック本丸は紙一重続きが、ロックされていて読めないのですが………。 差し支えなければパスワード教えてもらえますか？ (2016年10月22日 11時) (レス) id: a45b5ffb69 (このIDを非表示/違反報告)
琴乃(プロフ) - オチは、2希望です。 (2016年10月15日 9時) (レス) id: 1a1a007ba2 (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - 初めまして！オチは3がいいです。応援しています！頑張って下さい！ (2016年10月13日 19時) (レス) id: 5c8f3d365b (このIDを非表示/違反報告)
鈴乃 - オチは2が希望です！宜しくお願いします!! (2016年10月11日 19時) (レス) id: 22f537c9a2 (このIDを非表示/違反報告)
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