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コミュ障少女と一期一振 その2 ページ13

おい皆、今私の目の前でロイヤルイケメンが頭を下げているぞ。それも、床に頭を擦り付けそうなほどに...いや、実際に擦り付けているな。
こりゃあ、驚いたぜ(゜ロ゜)


『へ...へ?』

「本当に...ありがとうございました」


私がキョトンとしていると一期はますます頭を下げて、遂には両手を床に添えた。
え...私、何かしたのか?
あの部屋での出来事は既に脳内から抹消したので記憶に無い。なので、何故目の前の彼がこんなコミュ障に頭を下げているのか全く理解出来なかったのだ。


『...と、とりあえず頭を上げて...です』


変な敬語を駆使して、なんとか一期の頭を上げさせる。土下座なんて止めてくれ...


『...私、あんたに何かした?』

「...え、」


私がそう問えば、今度は一期が目を丸くする。
...うん、どんな顔をしてもやっぱりイケメンはイケメンだな目が痛いわ( TДT)


「覚えて、いないのですか?」

『...うん』


消したからな(^^)b


「...そう、ですか」

『...ウイッス』


一期は視線を降ろして、自身の手元辺りを見ている。おい、そんな儚げな目をするでない...心臓に悪いではないか...!


『...あ』


ヤバい...彼の顔を見てたら、何か思い出してしまったような気がする...
ボッと顔が赤くなったような気がした。


『...うあぁ』

「...神無月殿?」


何で、どうして思い出してしまうのだろうか...目深に被ったフードでは飽きたらず、更にその上から手で覆う。一期はそんな私にオロオロしているようだった。死にたい。


『...て』

「え?」

『さっきのことは、忘れて...』


どうにか言葉を絞り出して、ボソッと消えそうな声でそう言った。先ほどは調子に乗ってしまって本当にすみませんでした許してください...


「...では、どうしてあのようなことを?」

『...』


それは...それだけは聞いてはならぬよ一期君。
間違い無く黒歴史ものだからね?犬飼が聞いてたら弄られるやつだからね??水上に聞かれてたら(私が)首絞めるやつだからね???
ちら、と一期の顔を伺う。案の定、彼は私の方を至極真面目に見てきていた。
これは答えなければダメなパターンだな...もうどうにでもなれ...(諦め)


『...あんたの、後ろにいた短刀?の子たち...泣きそうになってたから...昔の私を見てるみたいだったんだ...です』

「...え、」

『その...だから、特に深い意味は無いよ。私が助けたいと思っただけだから』

「...」


私は目を反らしてそう言った。

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マンゴータルト - 四方さん» すみません!意図的にロックを掛けてます!!続きが書け次第、外すのでそれまでお待ちください!! (2016年10月22日 13時) (レス) id: c00500378b (このIDを非表示/違反報告)
四方(プロフ) - マンゴータルトさん コミュ障とブラック本丸は紙一重続きが、ロックされていて読めないのですが………。 差し支えなければパスワード教えてもらえますか? (2016年10月22日 11時) (レス) id: a45b5ffb69 (このIDを非表示/違反報告)
琴乃(プロフ) - オチは、2希望です。 (2016年10月15日 9時) (レス) id: 1a1a007ba2 (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - 初めまして!オチは3がいいです。応援しています!頑張って下さい! (2016年10月13日 19時) (レス) id: 5c8f3d365b (このIDを非表示/違反報告)
鈴乃 - オチは2が希望です!宜しくお願いします!! (2016年10月11日 19時) (レス) id: 22f537c9a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マンゴータルト | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月11日 0時

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