何が起きても顔色を変えてはいけない!!【ポーカーフェイスゲーム】 ページ6
今日はえいちゃんの実家にて危険な撮影が行われております。
(良い子は絶対真似しないでね☆☆)
「はいどうも、アバンティーズのエイジと」
「ツリメと」
「そらちぃと」
「リクヲと」
「Aです」
「皆さん今年で何歳ですか?」
「「「「ハタチです!」」」」
「大人の世界ってのは急に何が起きるか分かんないんですよ。だからね、今日は誰が一番我慢が出来るかっていうのをバトっていきたいと思います」
ここでえいちゃんがなんと、パラシュート花火を取り出す。
「これはですね、火を点けるとここからね、もう凄まじい勢いでパラシュートが飛び出るんですよ。これをおしりにぶち込んで痛がらずにね、我慢してカメラの前に来て大人なセリフを一言いう‼っていう。とりあえず見本としてね、僕がまず一回やってみましょう」
と、そんな訳で。
お手本としてえいちゃんが少し腰を落とし屈んだ状態のところに、設置した花火へりっくんが火を点けた。
その数秒後、おしり目掛けてそれはすごい勢いでパラシュートが飛び出し、うわぁぁぁって叫びながらえいちゃんは反動でその場に倒れ込んだ。
シャレにならない行為に笑ってる場合じゃないけど思わず吹き出してしまう。
そしてその直後、えいちゃんが立ち上がった背後で大きな音を立てて爆発する花火に思わずビビる私達。
しかしえいちゃんは颯爽とカメラの前へ歩み寄ると、腰に手をあて一言。
「名刺、」
…てか、そのフレーズ大人か?
「まぁこんな感じで痛がらずにカメラの前まで歩いて大人っぽいワードを言うっていう。っていうことで、ちょっと審査員を呼びましょう。おか〜さ〜ん!来て〜!」
「えっ、嘘⁈」
「わははは!」
「マジか」
「なに、怪我した?」
「違う、ちょっと来て」
ここでまさかのえいちゃんのお母さん登場、からの企画説明。
「大人代表として決めてほしい」
「分かった、はい」
「はい。ってことでね、実際にやっていきましょう」
何が起きても顔色を変えてはいけない!!【ポーカーフェイスゲーム】2→←高校時代、からの今
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作者名:かえで | 作成日時:2019年2月27日 22時