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第拾肆話 ページ15

小夜side


私が腕を見せると


カナエさんは驚いた顔をして


そして悲しそうな顔をして言った



カ「…ごめんね、小夜


私は大きな嘘をついてた












あなたは鬼じゃない、



でも、それと同時にあなたは


ただの人間でもなくなった




今のあなたは鬼の血と


人間の血が混ざり合ってしまってる











だからもうもとの人間には

戻れない」



…そうか


そう、なのか




私はもう人間じゃないんだ






カ「だからきっと、そんなあなたの事を


良くないと思う人もたくさんいる」



そうだ、




実際、私はみんなから嫌がられた






カ「でもね、小夜



これだけは忘れないで




私はあなたの味方だよ」



!!



カ「どんなに小夜が嫌われようと


憎まれようと私はずっと



小夜を信じてる





だから小夜も行動しなさい



これから多くの人を救いなさい



守りなさい





そうすればきっとみんな


小夜のことを認めてくれる




他人の考えを変えるのはとても


難しい



でも、きっとできる


私は小夜を信じてる」



そう言ってカナエさんは優しく笑った





その笑顔で自然と私も笑顔になれた



そして自信が出てきた






『私、頑張ります


いつかみんなに、認めてもらえる剣士に


なります!』



そういうとカナエさんは笑っていった




カ「楽しみにしてるよ」




ぐ〜っ!





その瞬間私のお腹から大きな音がなった





!!!





私が顔を真っ赤にしていると




カナエさんは、笑って言った




カ「ふふふ、そういえば


夕食まだだったね!


はやく帰ろっか!」



『///はいっ、///』





そう言って屋敷までの道を2人で歩いて



私たちは帰っていった

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作者名:千夜 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2019年4月14日 11時

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