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第3話第3勢力楽園〈オールマイト目線〉 ページ7
"ヒーロー側でもヴィラン側でもない"
"彼らは中立であり一般人の味方である"
オール｢本に書いてあるのはこの位か…｣
本を閉じため息をつく
彼らは力が強いが故迫害され第3勢力である組織
今でも尚謎に包まれている
オール｢注意するべきは"ボスと秘書"か…｣
あったことはないが注意するべきだと私の勘が囁く
オール｢むむっ…ファンが多いのか…｣
確かに国連も手を焼く筈だ一般市民が味方についているのだから
オール｢第3勢力としての評判もいい…人々の為に役立っている…なのに…何故"ヒーロー側"ではないのか｣
答えは1つしかない
オール｢"ヒーローが助けなかったからか…"｣
不甲斐ない何故彼らを救うことが出来ず何が平和の象徴か
オール｢……せめて｣
せめてこの場所で私が彼らの心を救うことが出来れば…
オール｢例え余計なお世話と言われるかも知れんが…｣
彼らを救おう…
オール｢霧崎A君か…｣
よーし！おじさん頑張っちゃうぞ！
オール｢先ずは彼からだ！｣
この時私は知らなかった
彼が"無個性"であることを
彼がどれほど辛い目にあっていたかということを
"愚かな私は知らなかった"
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作者名：黒白 | 作成日時：2021年10月12日 7時
