第22話聖女と出会った日〈物間寧人目線〉 ページ26
美しい人とであったのは高校から帰った後のこと
公園から美しい歌声が聞こえた
なにごとだろうと思い公園に行くとそこにいたのはとても美しい人だった
思わず拍手してしまった
｢あら…聞かれてしまいましたか｣
寧人｢え、あ、すみません！｣
｢うふふ…いいですの｣
どう見ても外国人だ服もシスター服を着ていて…まるで
寧人｢聖女…｣
｢あらわたくしの個性をご存知で？｣
寧人｢え、あ、個性なんですか！｣
｢わたくしの名前はマリアよろしくお願いします｣
お辞儀され思わず僕もお辞儀してしまう
寧人｢僕、物間寧人よろしくお願いします！｣
マリア｢うふふ｣
頭を撫でられてしまう
寧人｢え、あ！｣
どうしよう滅茶苦茶いい匂いする
マリア｢あの…もし宜しければまた歌を聞いてくれませんか？｣
寧人｢いいですよ！｣
マリア｢本当ですか！ありがとうございます！｣
笑顔が素敵なこの人の歌を再び聴いた
美しい歌声美しい容姿…見とれてしまう
気がつけば僕以外の人が集まっていた
マリア｢あら…こんなに人が｣
｢ブラボー！｣
｢姉ちゃん凄いな！｣
｢綺麗な歌声！｣
｢お姉さん綺麗！｣
皆彼女を賞賛する僕は嬉しくて仕方がない
マリア｢ありがとうございます｣
寧人｢凄いねマリアさん！｣
マリア｢ふふ毎日頑張って歌ってますから｣
寧人｢凄いや｣
頑張り屋な一面もある彼女是非とも頑張って欲しい
マリア｢寧人さん｣
寧人｢はい！｣
マリア｢人が多くなりました逃げましょう｣
寧人｢え、えぇぇ！！｣
マリアさんに手を引かれゲームセンターまで行く
寧人｢あっゲームセンター｣
マリア｢げーむ…せんたー？｣
寧人｢ゲームセンター知らないんですか？｣
マリア｢はい｣
寧人｢なら案内しますよ！｣
今度は僕が手を引き案内する
マリアさんと色んなゲームをした
マリア｢わわっ！｣
マリアさんの色んな表情が見れて楽しい気持ちになる
そんな楽しい時間は長くは続かず
マリア｢もう夜になります…｣
寧人｢そうですね｣
もっとマリアさんと遊びたかった
マリア｢寧人さん｣
寧人｢はい？｣
マリア｢また遊びましょう！｣
寧人｢っ！はい！｣
また遊ぶ約束をした
この後であった彼女があの
……
寧人、マリアに対しての恋愛感情はありませんBy作者
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作者名：黒白 | 作成日時：2021年10月12日 7時
