第22話ちょっとした昔話２ ページ24
治崎廻目線
｢(なんで俺はこのガキに…)｣
俺は色々と教えたり鍛えたりした
泣いても尚鍛え上げた
ガキは何も言わず黙々と進めていた
｢(ピーピー泣きやがって…)おい泣くな｣
『う…ん…なかない…』
｢(何だこのガキ)｣
月日は流れ個性を使いこなせるようになったガキ
ふと思う…何故バケモノと呼ばれるようになったのか
『個性使ったら…人形が変形したから…』
"たった…たったそれだけの理由で？"
ほかの個性だって使いこなせなければ弱くなったり強くなったりするのは当然だ…だが周りはどうだただ単にバケモノと呼び鍛えようともしない
これは同情ではないただ…ただ…"似ていた気がした"
オヤジに拾われるまでの俺と…
廻｢名前は｣
『藍沢A』
廻｢Aか｣
らしくもない俺はAの頭を撫でる
『え、なに急に』
廻｢黙って撫でられてろ｣
『撫でられるの初めて』
嬉しそうにするA
全く…これだからガキは
Aといる時間は穏やかであった
何処が危険なんだ何処がバケモノなんだこいつはタダの…強過ぎる個性を持ったガキにすぎない
ああ…
廻｢吐き気がする｣
この世の中に組をヴィラン呼ばわりする奴らもAを迫害するやつらにも…吐き気がする
ああ…病気だ個性は病気だ
廻｢だからこそ治してやるからなA｣
それからAにはあってないいずれ向かいに行くつもりであった向かいに行くといなくなっていた
Aは引き取られたと…
廻｢(嘘だな)｣
Aは追い出されたのだここから
廻｢ああ…だから嫌なんだ…｣
どいつもこいつも…嫌になる…オヤジも引き取るのに賛成してくれたのに…ああ…Aすまない遅れて…だから
廻｢もう少しの辛抱だ｣
個性を無く為に病気を治す為ならば俺はなんだってやろう
だってAは大切な弟分なのだから
治崎廻目線終了
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黒白(プロフ) - もずきむさん» コメントありがとうございます！アイディアが出来次第投稿します！ (2022年1月2日 20時) (
レス) id: 9c8e81da42 (このIDを非表示/違反報告)
もずきむ(プロフ) - 初コメ失礼します 更新楽しみに待っております。ご自分のペースで更新頑張ってください。更新が1年後や2年後になろうと私は待っています！ (2022年1月2日 20時) (レス) @page44 id: b697353442 (このIDを非表示/違反報告)
黒白(プロフ) - はつめさん» コメントありがとうございます！も、もう少しお待ちを (2021年11月5日 5時) (レス) id: 9c8e81da42 (このIDを非表示/違反報告)
はつめ(プロフ) - 続き気になりますっ！！出来たら更新して欲しいです…！！楽しみにしてます！！ (2021年11月4日 22時) (レス) id: 2e0a3cda18 (このIDを非表示/違反報告)
はつめ(プロフ) - 続き気になりますっ！！出来たら更新して欲しいです…！！楽しみにしてます！！ (2021年11月4日 22時) (レス) id: 2e0a3cda18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒白 | 作成日時：2021年9月28日 7時
