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第1話鷹と師匠(鷹目線) ページ3
A「美味いか？ミホーク。」
ミホ「美味しい。」
……
A「ミホークは凄いな。」
ミホ「師匠程じゃない。」
ずっと一緒だった。
A「ミホーク、今日はなにがいい？」
ミホ「パンケーキ。」
A「ああ作ってやる。」
ずっとずっと一緒だった。どんな時もずっと一緒だった。暖かい手を俺は忘れはしないだろう。
ミホ「師匠！」
あの日俺がわがままを言わなければ…師匠は死ななかった。
ミホ「師匠！師匠！！」
通り魔なんぞに刺されずに済んだ。
A「みほーく…おれの…でし…"つよくなれ"…」
ミホ「あ…あ…」
冷たくなっていく嫌だ…嫌だ…死なないでくれ師匠！！
ミホ「師匠！！………ゆめ…か…」
悔いしかない。あの日の後悔、俺は忘れはしない。
ミホ「……あいたい…師匠…」
強くなった、貴方のお陰で俺はここまで強くなれた。また貴方の作った料理が食べたい。俺一人で食べるのは…
ミホ「とても…"さびしい"…」
会いたい人がいる。あの人に会えたならばどれだけ幸運なのだろう。
ミホ「………死んだものが生き返る訳じゃないのにな。」
弱々しい姿は誰にも見せない、だが貴方にだけは見せれる。大切な師匠。
ミホ「……師匠。」
第2話大きな女の子と不思議なパティシエ(大きな女の子目線)→←プロローグ:白いくじらと先生
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作者名：黒白 | 作成日時：2023年3月6日 14時
