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プロローグ:白いくじらと先生 ページ2
？「……誰？」
A「俺はAだ。お前は？」
？「エドワード・ニューゲート。」
A「ニューゲートって言うのか。」
ニュー「……あんた何者だ？」
A「……あー、内緒にしてくれるか？俺は人魚。マーマンだ。」
ニュー「魚人じゃなくて？」
A「ああ、人魚だ。」
ニュー「不思議。」
A「世の中不思議だらけだ。例えば…」
……
ニュー「おもしれぇ！」
A「だろ？」
ニュー「なぁなぁ！A！もっと聞かせてくれよ！」
A「また明日な。」
……
ニュー「遅いな…どうしたんだろ。」
「人魚だ！人魚が居たぞ！！」
ニュー「へ。」
「高値で売れる筈だ！」
ニュー「やめてくれよ！なんでそんなこと！」
「分かってくれ！俺たちの生活の為なんだ！」
ニュー「A！」
あの日をエドワード・ニューゲート、白ひげは忘れはしない。
白ひげ「俺は"あの日弱かった"。先生を守れなかった！」
ロジャー「白ひげ。」
白ひげ「……会いてぇ…会いてぇよ…先生！！」
あの白ひげが泣いていた。ロジャーはその人魚を探そう、そう決心した。一方その頃肝心の先生ことAは……呑気に海を泳いでいた。
A「……死なないってつらいな。」
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作者名：黒白 | 作成日時：2023年3月6日 14時
