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ジャミルは困っていた。お気に入りのお皿が割れてしまった。
ジャミル「どうするべきか…捨てるのも…」
せっかく気に入った皿なのにとガッカリしているととある部活があることに気がつく。
ジャミル「あそこなら直せるか？」
そう言って部室へと向かう。ワイワイと賑やかな部室思わず覗き込む。
エース「これどうするよ。」
デュース「そうだな…」
グリム「ふなぁ！出来たんだゾ！」
ユウ「流石グリム！」
ジャック「部長これで大丈夫か？」
セベク「おい部長！これで大丈夫か！」
A「お前ら凄いな。」
オルト「よいしょっと！持ってきたよ！」
エペル「捨てるだなんて勿体ない…今直してあげるからね。」
ジャミル「あー…ちょっといいか？」
エース「あっ！ジャミル先輩？！」
A「どうかしましたか？」
ジャミル「直してほしいものがあるんだが…直せるか？」
エース「割れてる。」
デュース「直せるか部長？」
A「直せますよ？」
ジャミル「…本当か？」
A「金継ぎという方法があります。やってみますか？」
ジャミル「……え、いいのか？」
A「あっはい。」
金継ぎの方法を教えるとジャミルは丁寧に直し始めた。エペルもまた隣で金継ぎの技術を使いお皿を直していく。するとどうだろう見事なお皿が出来上がったではないか。
ジャミル「……出来た。」
A「綺麗ですね。」
ジャミル「……ああ…」
エペル「出来たー！」
A「ジャミル先輩もエペルも凄いな。」
ジャック「真似出来ねぇ。」
セベク「こういう方法もあるのか。」
エース「勉強になるなー。」
デュース「確かに。」
オルト「金継ぎ…インプットするね！」
ジャミル「……普通に照れるからやめろ。」
ユウ「顔真っ赤…」
グリム「照れてるんだゾ！」
A「グリムやめてやれ。」
寮内で金継ぎしたお皿を見て満足げなジャミルの姿があったとかなんとか。
続く (更新停止中)
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作者名：黒白 | 作成日時：2023年1月21日 13時
