ボロボロなジャミル姉

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先生たちにも心配されていたその訳は…義腕、義足と言うのもあるのだが…真面目に授業を受け一生懸命勉強して…その姿に心をうたれ先生たちは声をかける。

クルー「Aよ体調は？」

A「平気です。」

トレイン「Aくん、おすすめの本がある。」

A「本当ですか？ありがとうございます。」

バルガス「Aよ！おすすめの筋トレ方法がある！」

A「教えてください。」

よく手伝ってくれるとても優しい子、不器用な態度を取るが他の連中よりは優しめなのでつい甘やかしてしまう。

クルー「Aガリガリじゃないか？」

トレイン「もっと食べなさい。」

バルガス「ガリガリはいかん！筋力をつけなければ！」

A「……ガリガリ？」

クルー「お金とかはどうしてる。」

A「大丈夫です。いつも仕送りしているので。」

お腹が鳴る音が聞こえる、そして察する教員たち。クルーウェル先生は急いでマイクに手を取る。

クルー「ジャミル・バイパー至急職員室に！！」

ジャミルに聞いた話によるとそんな話聞いたこともないのだと言う、ジャミルが急いで実家に連絡するとナジュマが出る。どうやらお金を入れていたことは本当らしい。ナジュマがジャミルと姉であるAの為に口座を作り親に取られないよう隠していたのだとか……バイパー家の親がクソすぎると教員たちは頭を抱えていた。その後ジャミルがAに料理を振舞ったのは言うまでもない。

ジャミル「……閃いた。」

アズール「なにを閃いたんですか？嫌な予感しかしませんが？」

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