第3話必ずまた戦おう ページ5
彼女と剣を交わした相手は何故か皆悲しそうな顔や悔しそうな顔をしていた。
「おまん…何故…」
「………ごめんね。」
「何故…貴女は…」
"前前"もそう皆悲しそうな顔をしていた。
「……お前…」
「何故…何故そのような。」
唯一楽しませてくれたのは……"あの人"だけだった。
「お前面白いな！名前は？」
A「A。それだけ。」
「面白ぇ！面白ぇよ！俺と戦え！！」
A「ああ。」
楽しかった彼と戦うのが。とてもとても！楽しかった！！血が沸騰する感覚！！血が流れる感覚！！何もかも新鮮だった……ああ。でも……"何故あの時あの人は悲しそうな顔をしていたのだろうか"？
「お前…死ぬのか？」
A「……」
「死ぬなよ…おい。もっと楽しもうぜ。なぁ！！」
A「さいごに…あなたと…たたかえて…よかった…」
「っ！！死ぬな！！おい誰か！！こいつを！！」
「は、はい！！医療班を呼んできます！！」
剣八「……よぉ元気か？」
A「あっはい。」
剣八「そうかよ。また戦おうぜ。"ガキンチョ"。」
だがその約束は最悪な形で叶うことに。
剣八「……病って本当か。」
A「……ごめんなさい。」
剣八「違う俺が聞きたいのは…それじゃねぇ…」
A「……"さいごにわたしとたたかってくれますか"？」
彼女は最後に更木剣八と戦い死亡。その日雨が降っていた。
剣八「そうかお前も…"強いヤツと戦いたかったんだな"。ありがとう…な。楽しませてくれて…俺の…"何者でもない誰か"。」
彼女を抱え静かに泣いていた更木剣八であった。雨は振る悲しみの雨が。
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黒白(プロフ) - ムスメ3さん» コメントありがとうございます！カタカナの方が読みやすいかも知れませんね。 (2022年12月21日 18時) (
レス) id: 6ff4bdd6ae (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 名前はカタカナの方がいいですか？ (2022年12月21日 18時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
黒白(プロフ) - わいこもさん» コメントありがとうございます！応援ありがとうございます！ (2022年12月21日 16時) (レス) id: 6ff4bdd6ae (このIDを非表示/違反報告)
わいこも(プロフ) - 自分ツイステもfgoもやってて、ツイステの推しはレオナなんですがfgoの推しはフリオルなんです〜！最高な作品をありがとうございます！！応援してます✧◝(⁰▿⁰)◜✧ (2022年12月21日 16時) (レス) @page1 id: 0cb599d1b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒白 | 作成日時：2022年12月21日 2時
