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プロローグ:兄弟達と共に ページ2
ドウマン「ご飯が出来ましたよー！」
カイ「フルハウス。」
スグル「またカイ兄さんの勝ちだね。」
ジャミル「くそっ。次は勝つ。」
カイ「…やってみろ。」
A「お前たちまたトランプやっているのかご飯出来たから片付けろ。」
カイ「分かったAの兄貴。」
ドウマン「ささっ今日はカレーですぞ！」
スグル「またカレーかいドウマン兄さん。」
ドウマン「ジャミルのリクエストゆえ！」
スグル「なら仕方ないね。」
カイ「美味い。」
ジャミル「美味しいよドウマン兄さん。」
ドウマン「ンンン！」
A「まあいいか。」
俺たちは兄弟だ。血は繋がってないが兄弟だ。こうやって兄弟同士食卓で食べられるのは奇跡だろう。
ドウマン「……うれしそうですな兄上。」
A「嬉しいさ。こうやって兄弟揃って食べられるんだからな。」
スグル「A兄さんのおかげだね。」
カイ「Aの兄貴のおかげだ。」
ジャミル「A兄さんのおかげ。」
ドウマン「ええ、兄上に助けられていなければ今頃我々は死んでいたゆえ。」
A「……あれは偶々だ。」
カイ「偶々でも俺たちは嬉しかった。」
A「……そうか。」
優しそうに微笑む姿を見られるのは今では兄弟たちのみとなってしまった。彼らは兄弟である。今を生きる"賞金稼ぎ"である。
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ロア - イイね！がんばれー!!!!!! (2022年12月4日 11時) (
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作者名：黒白 | 作成日時：2022年12月3日 22時
