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プロローグ:夏油傑を拾う ページ2

それは仕事終わりの帰り道傘をさして裏路地を歩いていた

『……ひと?』

そう人が寝転がっていた思わず気になり脈を測る

『……"死にかけか"』

「うぅ…」

『(殺すか?いやでも…)』

"顔を見て"殺すことを躊躇うスピリタス

『(なんだこの気持ち…)』

それが一目惚れであるとは知らないスピリタスは戸惑っていたそんな時であった免許証が落ちてきたのは

『……"夏油傑"?』

免許証を拾い名を確認すると益々胸がドキドキして止まらない

『?(病かなにかか?)』

取り敢えず気になるので持って帰ることにした、傷を手当して看病した

傑「……あれここは」

『……俺の家』

傑「……あの君は?」

『スピリタス』

傑「……えっとわたしは…誰かな?」

『夏油傑』

傑「そうか夏油傑か…」

『(記憶喪失…か?)』

傑「(良かったバレずにすんだ…この男何者だ?隙を見て逃げないと)」

『……飯食うか』

傑「う、うん」

『取ってくる』

傑「(大きいなぁ…私よりあるんじゃないか?他にも情報集めないと)」

『無かったから買ってくる』

傑「(とりあえず傷が癒えるまでここに居よう…)」

『……"傑"?』

傑「(いきなり呼び捨て?まあいいけど…)なにかな?」

『……なんでもない』

傑「(なんだこいつ)」

これが二人の始まりである

『ベルモット人拾った…"殺せなかった"』

ベル〈……は?〉

『"傑の顔を見るとドキドキする…なんだこれ分からない"』

ベル〈………はぁぁぁぁぁ〉

『ベルモット分かるか?』

ベル〈それ…"恋よ"〉

『……いきもの?』

ベル〈違う!!〉

ベルモットはスピリタスのことでいつも苦労してるのだ

第1話美味しそうな唇→←プロフィール



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ちるちる(プロフ) - 続きが楽しみです! (2022年10月2日 16時) (レス) id: ace1fac0f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒白 | 作成日時:2022年6月16日 20時

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