そこの君！すみれ一人につきトラブルは2、3つだ！！ ページ49
〜No side〜
徳「ちゅ、注文数...？」
す「そう！数が少なかったら
全部に、0を書き足したの！」
和「全部！！？」
「アンタ、何
考えてんの！！？」
す「え、何で怒っ」
男「すみませーん！この
箱、此処でいいですか？」
ードサドサドサドサドサドサッ
す「...え？」
ーぐわしっ
「何で想定の10倍の量
注文してんの！！！」
す「えーーーーーー！！？」
ぐわんぐわん揺らされるすみれ
を、他所に立ちくらみを起こす
光一と光一を支えながら、汗を
垂らす和馬
す「で、でも
そんなに多くは」
「アレは業務用だから1
ダース単位なのよ！！」
ービュッ
す「危なッッッ！！」
怒りのドロップキックを躱した
すみれは狭い休憩所を逃げ回る
ク「10倍って事
はお金も...！？」
ーギチチチ...ッ
す「あででででで...！！
キャラメルクラッチ...！」
「いや最悪、全部
売らなきゃ...！！」
和「つまりオレ達はずっと
店に掛かりきりになるのか
...！？」
「「そっ、そんなーーーー
ーーーーーーーーーー！」」
す「お母さん、すぐ作ろう
！！早く売って...！！」
す母「でも、レンタルした
たこ焼き機の台数だと限界
が...」
ク「それにお客さんが
買ってくれないと...」
ーがぁしっ
す「どっ、どどどうしよう！！
リーダー！副リーダー！！流石
に10倍は無料じゃない！？」
徳「落ち着け！！慌てて
もしょうがないだろ！？」
「元凶はお前だと言いたい
所だけど、緊急事態だ！！
しゃーない！！」
ーばんばんっ
「ホラ！！光一君、寝て！！
何なら膝枕しますが！？」←
徳「ありがとう！！丁重
にお断りします！！」←
光一は用意された金属の
椅子に座り最適解を探し
出す
健「でっ、出た！！」
す「眠りの光一だ！！」←
徳「今更だけど寝て
ないからな！！！」←
ーぽくぽくぽく
和「健太、何処から
その木魚を出した...」
健「私は喉から」←
ー チーンッッ
ク「そ、その鈴は？」
す「私は鼻から」←
徳「あっ！！」
す「何処から作戦
思いついた！？」
徳「熱から！」←
「代謝がよろしい」←
出来るか出来ないかでは無い、殺るか殺られるかだ （By 副リーダー）→←穴場って何処？
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作者名：スカーレット | 作成日時：2021年9月12日 22時
