和馬の片割れ ページ47
〜No side〜
健「こっ...婚約破棄
してない...!?」
健「あああああああのっ!!
和馬君と!?Aちゃんが!?」
功「え?ああ...」
功「私からしても意外だったな
まさか二人が本気になるとは...」
功「普段は愛想笑いばかりしていた
アレも、常日頃無愛想な顔しかして
いなかった和馬が」
功「会う度に楽しげな顔を
していたのは、よく印象に
残っている」
健「そ」
健「う、なんですか...」
功「悲しい事もあるなあ...
きっとあの子も見たかった
だろうに」
健「あの子?」
功「え?何だ...これ
も知らないのか?」
功「和馬には」
功「双子の兄弟
がいたんだが」
健「きょっ...」
健「きょきょきょ
兄弟が...!!?」
功「世界は
存外、狭いな...」
和馬は双子だったという
新事実に健太は驚いてた
健「あっ、あの!
和馬君って...!!」
功「断る」
健「え?」
流石に此処からは話せない
な、と功徳は笑って言った
功「知りたいのなら二人の口
から聞く事だな、私はただの
警備員だからな」
功徳はまた運んでくれて
ありがとうと礼を言って
まだ、驚いている健太を
捨て去る
健「あっ!!ああああの
ちょっと待って下さい!」
功「いや、だから...」
健「そっちはいい
ので教えて下さい
!!」
健「打ち上げ花火を落ち
着いて見られる穴場って
知りませんか!?」
功「...は?」
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作者名:スカーレット | 作成日時:2021年9月12日 22時