逢い引きのお話 ページ35
〜No side〜
ー カッコーンッ
縁側に座ってた和馬は
罪悪感が芽生え出した
和「...もう切」
『待ってくれ!やっぱり一緒
にやらないか!?こんな機会
中々無いだろ?』
和「いやそういう問」
『じゃあ、人目を引きそうで
嫌なのか?なら後ろで目立た
ない分担に...!頼む!和馬!
手伝ってくれ!』
和「はぁ...」
和「.........分かった」
『ほん...とか!?』
和「二言は無い、が...手伝う
のは目立たない場所でだけだ」
和「......それに、途中
で抜ける可能性もある
それで構わないか」
『ああ、大丈夫だ』
『詳しくはまた』と
言って通話は切れる
和「はあ...」
ーふわっ
『誰から?』
和「...知り合いからだ」
ーなでなで
和馬は後ろから抱きつかれ
驚くが首だけを彼女に向け
頭を撫でる
『お祭り?』
和「あぁ、行くか?」
『行きたいっ、久しぶり
に二人っきりで行こっ』
ーがばっ
和「おっと...」
また抱きついて来てはしゃぐ
彼女に和馬はくしゃりと笑う
和「...見合い
以来の祭りだな」
『うんっ』
浴衣はどうしようかと手を
繋ぎ合いながら二人は部屋
の中に戻って行った
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作者名:スカーレット | 作成日時:2021年9月12日 22時