和馬の秘密 ページ34
〜No side〜
徳「で、手伝いって?」
光一はぶすっとした顔
で健太とすみれを睨む
す「あはは、えーっと...
実はうちのお母さんに...
人手が足りないって...」
徳「成程な...それで...
でも、おじさんとかは
?」
健「おじさん、前に...原因
不明の食中毒になって無理
だって...」←
徳「一体何が!?」←
す「今年はたこ焼き
屋さんなんだって!」
しかし光一はまだ何か
があるのかを勘づいた
徳「まだ何か
隠してるだろ」
す「あはは、ほら...うちの
お母さんって慌てると変な
ミスしちゃうでしょ?」
健「もしそうなったら僕達の
お祭りが店番で終わっちゃう
かもしれないんだよ!!」
二人は半泣き状態で光一
に泣きつく、光一は頭を
掻き二人の鼻先に人差し
指を指し
徳「条件」
「「え?」」
徳「祭りにAと
二人っきりになれる
ようにしてくれ」
す「分かった!!」
健「うう〜...っ
...分かった...」
徳「なら手伝う」
ニヤッとした彼のYESに
二人はやったー!と笑う
徳「さて、誘うか...」
ついでにクリスや和馬も...と
光一は二人に手伝いのメール
をする
ーポンッ
光一今度の祭りで屋台
を手伝って欲しいんだけど...
いいか?
クリス私でよければ喜んで
光一Aにも知らせて
くれないか?朝から既読がつか
なくて...
クリス分かった、伝えておくね
徳「よし、後は...」
ープルルルッ
徳「わっ!!?
和馬!?」
ーピッ
『...さっきのメッセージ
だが、どういう事だ?』
徳「あ、あぁ...実は...」
ーかくかくしかじか
徳「って訳で...
よければ和馬も...」
『...............』
徳「和馬?」
『............いっ』
『............嫌だ!!』
徳「えっ!!?」
「「ええ〜〜〜〜!?」」
驚いた二人は光一から
スマホを奪い、説得を
試みるが
す「たこ焼き、お腹いっぱい
食べられるチャンスだよ!?」
『それで喜ぶのは
五井と健太だけだ
!』
健「わわわ分かったよ、和馬
君が手伝えない理由!誰かと
好きな子とお祭りに行く約束
してるんだ!」
『...違う』
『違わなくは
無いが...違う...』
徳「和馬?」
す「どっち?」
逢い引きのお話→←夢であって欲しいけど欲しく無いような...
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作者名:スカーレット | 作成日時:2021年9月12日 22時