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涼しいけど！涼しいけどね！！ ページ32
〜No side〜
久「皆、素麺が茹で
上がったわよ〜」
「「やったー！」」
ーちゃぽんっ
「来た来た！」
す「一番乗り〜！」
ーちゅるちゅるっ
す「ん〜っ！今までで
一番、美味しい！！」
「あ、麺つゆ無いや」
徳「取ってくるな」
光一達は気づかなかった
ニヤニヤしてる、幼馴染
二人に
健「すみれ〜、はいっ！」
す「ナイスパス！」
徳「お待た...
何してるんだ！！」
光一が見たのはホース片手に
自分の部屋のベランダにいる
すみれと
ベランダの手すり付近に
竹のレールを差し出して
いた健太だ
す「行くよー！！五井すみれ流
八木健太制！超ド級スライダー
流し素麺！」
ービシャアッッッ
「来たぁぁぁ！！」
徳「待て、早」
二人の箸に触れず勢いよく
滑り落ちた素麺は、大きく
開いた健太の口へ
ーぱくっ
健「おいひい！」
す「スライダー
作戦、大成功〜！」
「めっちゃ濡れた...」
徳「素麺ぐらい普通に
食べさせてくれ〜〜！」
すみれは素麺をつまみながら
またリストをチェックするの
だった
夢であって欲しいけど欲しく無いような...→←怖さから一変して
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作者名：スカーレット | 作成日時：2021年9月12日 22時
