怖さから一変して ページ31
〜No side〜
ーピシャーンッ
す「ぎゃあ!!?」
雷の音と共にランプ
の灯が消えてしまう
徳「うわっ!!」
す「光一!!?」
すみれは光一の肩を掴み
安否を確認しようとする
その時、ランプに灯が
ーぽた、ぽたっ
す「ち、まみれ...!!?」
徳「す...」
す「ぎあああぁああぁあ
あぁああーーーー!!!」
ーぐわっ
すみれは反射的に光一
のシャツを掴む、本人
がケチャップだと言う
前に
徳「ちょっ待っ」
す「たあああーーーー!!」
ーズドンッ
す「と、巴投げ!!一本!
光一!これで成仏して〜!」
「すみれ!?」
健「そっち庭だよ!?」
徳「せめて靴を履け!!」
そのまま、すみれは靴下の
まま家へと駆け戻っていく
「...行っちゃった、メモ帳
も靴も置いて行っちゃって
...」
健「やりすぎちゃった...」
徳「...なら」
光一はメモ帳のとある
ページを二人に見せる
徳「これ、やるか」
ーこそこそ
す「はあ〜...」
我に返ったすみれはメモ帳
を取りにまた徳川家に向かう
ーガチャッ
久「すみれちゃん
おかえりなさい」
す「久美さん!」
久「はい、スニーカー
メモ帳は庭にあると思う
わ」
す「え?」
すみれは言われる
がまま庭に向かう
と
ーカッ、カツッ
す「ん?」
健「光一、こっち
終わったよ〜!」
徳「じゃあこれも頼む」
「バッチ来い!!」
すみれが見たのは何故か軍手
を付けた3人が竹をいじってる
姿だ
す「何してるの...?」
徳「すみれ!」
「おお、お帰り」
す「何、作ってるの?」
健「ふっふっふー、素麺台
だよ!今から流し素麺しよ
って!」
す「流し...素麺!?」
徳「書いたのは
すみれだろ」
ーペラッ
『楽しく流し素麺する!』
す「これ!」
健「さっきはごめんね...」
「ま、軽いお詫びだよ」
す「3人とも...ありがと!」
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作者名:スカーレット | 作成日時:2021年9月12日 22時