男の子は ページ30
〜No side〜
光一も思わず唾を飲み込み
渇きを癒しながらバレない
様に二人に近づく
健「女の子はすぐ学校を飛び
出しました、いつもの道には
何故か人っ子1人いません...」
健「もう少しで...男の子の家
の角が見えてきた、その瞬間
道端で何かが光りました」
健「それは...男の子が
いつも...付けている...
ストラップでした...」
健「ストラップは、根本から
千切れています...拾った彼女
は気づく...」
健「男の子の家があった場所
に、知らない道が出来ている
ではありませんか...!!」
健「間違いない!あの帰り道
です!逃げなきゃ!!その時
その道の途中で人影が...」
健「あの男の子です」
「あ、生きてるのね」
す「よかった!」
健「いつの間にか...雨が降り
出してきています...よく見る
と男の子の髪はぐしょぐしょ
です...」
健「今降り出したばかりなのに
そう思いながら近づくと...男の
子が振り返りました」
健「ゆっくり、ゆっくり...」
健「その顔は...」
「真っ赤な血で濡れた、死人の顔だったのです」
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作者名:スカーレット | 作成日時:2021年9月12日 22時