満点の星空 ページ27
〜No side〜
す「で」
ーてんっ
す「何で、プラ
ネタリウムなワケ?」
徳「Aが宿題の一環で
行こうかなとか言ってたの
思い出したんだ」
「宿題をやってない
すみれにもピッタリ
じゃん?」
す「何で知ってるの!?」
「「やっぱりか」」
健「わくわくするね!」
寝っ転がりながら4人(すみれ
を除いて)はプラネタリウムに
ワクワクする
ーふっ
「あ、始まる...」
音もなく暗くなった天井
には、小さな星々か灯る
す「すごいっ」
「あ、アルタイルだ」
徳「七夕の彦星だな
隣は、天の川で...」
「アルタイルとβ星とγ星を
繋げたらわし座になって...」
す「...飽きてきた」
『星座の歴史は五千年に遡り
ます、星座には決まった結び
方がありません』
す「ふふーん
な・る・ほ・ど...」
徳「あ、あれって...」
ーとんとん
徳「何だよ...」
す「あそこの星、3つ結んだら
『おにぎり座』になると思わ
ない!?」
徳「あれは、夏
の大三角形だ!」
す「じゃあ、あれは
『からあげ座』で...」
徳「あれは
ケフェウス座!!」
す「えー、じゃあ...あれは
『あたしに投げられた光一
座』でどう!?」
徳「あれは
ヘラクレス座!」
「光一君、光一君」
徳「あ...」
『き、君...とっても詳しいね
でもお喋りは小さな声でね』
徳「す、すみません...!
すみれ...!健太見習って
...!」
健「すぅ、すう...」
す「寝てる」
健「素敵な星空だね...でも
君の瞳の方が...すうすう」←
す「あ、前に読んだ
漫画のセリフ!?」
徳「はあ〜...」
「仕方ないね...」
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作者名:スカーレット | 作成日時:2021年9月12日 22時