椿姫物語 2 【世界一クラブ】 (ページ24)

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やりたい事ファイルNo.1 ページ24

〜No side〜

ーザパァンッ

高い天井に人々の楽しげな
声と、水が弾ける音が響く

す「絶好のプール日和！今日
は全力フルパワーで楽しもう
！」

徳「それ同じ意味だぞ！？」

「その前に」

ーギリギリ...ッ

「掃除は？」

す「いでで...っ！！コブラ
ツイストせんといてぇ！！」

「で、何で
屋内プール？」

す「やっぱり！夏休みと言え
ば、プール！てな訳で...ハイ」

ーぽんっ

徳「メモ帳？」

す「今日は、やりたい事
片っ端からやってくから
！」

徳「アイス全種類食べ比べ...
縄跳び百万回、町内食べ放題
チャレンジ全制覇！！？」

「アンタ殺す気！？」

す「まあまあ！3人も好きに
書き足して！じゃんじゃん
やろうよ！」

健「やった〜！
楽しみだね！」

徳「そうか...？」

「まあ、いいんだけど...
とにかく！まずは泳ぎま」

す「ストーーーップ！！今日
は泳ぎに来た訳じゃないの！」

「「え？」」

す「健太！」

健「はいはーい」

すると健太は左手からビニール
シートに、右手からはタオルを
ドラえも○顔負けのスピードで
出す

「「今の
どこから！？」」

す「1つ目はコレ！」

1.すいか割り

「「はあ〜〜〜〜〜！？」」

2人は、肩と肩がくっつく程に
すみれが掲げたメモ帳を凝視し
叫んだ