調理開始 ページ3
〜No side〜
ク「確かに
ぴったりかも...！」
「お弁当とかなら、幾ら
でも入りそうだし...！！」
健「絶対、喜ぶよ！」
徳「じゃあ応援は差し入れ
の弁当にしよう！メニュー
は...あと、何をどれくらい
作るか...」
健「じゃあ一人
一品ずつ作ろうよ」
徳「だな」
キッチンにてエプロンを
着た皆は各々作り始める
健「ふふふ...っ！僕
あれ、作ろうっと！」
「何、作るの？」
健「まだヒミツ！」
そう言って健太は卵を割り
クリスはウインナーに切れ
込みを入れる
「光一君は？」
徳「唐揚げ...かな？」
ーさく、さくっ
ク「...やっぱりすみれは凄い
ね、二年連続で大会に出る
なんて...！」
ダメな所も強い所も少し
おっちょこちょいな所も
知って入りクリスは純粋
な憧れを持つ
ク「やっぱり、凄く
かっこいいよね」
徳「...そうだな」
「ねえ、本当に
何作るの？」
健「ななな内緒だってば！！
ふふふ〜ん、卵焼き〜〜〜！」
←
「あ、卵焼きね」←
徳「健太ー？自分から
バラしてるぞー？」←
健「あっ！！」←
徳「そういえば
和馬は...」
「そう言えば、光一君
睡眠時間は大丈夫なの
？」
徳「あっ...忘れてた」
徳「ごめん、少し
仮眠してくるな」
「了解」
ク「うん」
光一は、キッチンから
離れソファに横になる
徳「すう...すう...」
穏やかな寝息を立て始めた
光一、そこから数分ぐらい
経つと
ーぶすっ、ぶしゅっ...
何かが弾ける音がして光一は
眉を歪めると、キッチンから
何かが香り...
徳「焦げくさい！！？」
ーばたばた
徳「何か焦げくさい
けど大丈夫か！？」
「あっ」
健「こここ光一！！ごめんね
！唐揚げ、揚げ過ぎちゃった
んだ〜！」
徳「え！？」
健太が持つ皿の上には炭
と化した唐揚げが、1つ
「出来立てを食べさせ
たかったらしくって...」
ージャリ...
健「ごめんね...」
徳「と、当日気を
つければいいから
！！」
徳「健太、ありがとう」
「じゃあお口直しに」
ードゴッ ←
徳「もが！！！」←
健太の卵焼きを突っ込まれた
光一は大人しく咀嚼し始めた
が
徳「んぐっ！！？」
「お、気づいた？」
健「えへへ、ココア入り
卵焼きだよ！どう！？」
←
「大丈夫
私も食べた」←
徳「これをか」←
天才（前作、当て馬）VS 忍び （前今作もヒロイン♂）→←晴れ舞台の前準備
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作者名：スカーレット | 作成日時：2021年9月12日 22時
