椿姫物語 2 【世界一クラブ】 (ページ15)

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事件、発生ページ15

〜No side〜

徳「おい...食中毒か何かで
倒れた人、いるらしいぞ...」

健「ええっ！？
怖いな〜！」

徳「一体
何を...ん？」

ーザワザワ

「何か騒がしく無い？」

ク「うん...」

和「...何かあったのか」

徳「すみません、何か
あったんですか！？」

男「選手達の控室から
危険物が出たんだ！！」

徳「危険物！！？」

「控室って...！！」

ーダッ

男「君達！？」

クリスと健太を覗いた
メンバーは警備員の脇
を潜り抜けて控室へと
目指す

男「ダメだよ、下がって！」

徳「選手は大丈夫
なんですか！？」

怪我人はおらず、すみれも
巻き込まれてない事を知り
部屋を覗こうとするが追い
出されてしまう

古「皆さん！控室に危険物が
置かれていると通報があった
ため確認したところ...」

古「ロッカーの影から不審な
液体が入ったビンを発見しま
した！」

ーザワッ

小「一応、警察を呼びます
大会の途中ではありますが
控室は閉鎖致します」

ータッタッ

す「皆！控室から不審物
ってホント！？選手は？」

徳「ああ、怪我人はいない」

「でも...」

事情を説明するとすみれ
は、眉間にシワを寄せて

す「じゃあ...誰かが選手を
狙って、置いたって事！？」

徳「可能性はある」

「でも、いつ...」

徳「...もしかして」

「多分だけど...」

「「さっきの
停電の時とか？」」

リナ「皆、落ち着いて！」

「リナだ」

リナ「私達がアレコレ考えても
しょうがないわ！！動揺すれば
する程、犯人の思うツボよ！」

す「そうそう！あたし達は
自分の試合に集中しよう！」

す「まっかせて！そんな最低な
奴がいたらあたしが一発ズバッ
と...！」

「アンタも集中しろ！！」

ーばしっ

す「あうっ」

そんなコント(？)に不穏
な空気は微弱にだが和らぐ

す「いたた...」

「アンタだって狙われてん
だからね？分かってる？」

す「...でも、あたし
！絶対許せない！」

す「皆！あたし達で
犯人を捕まえよう！」

徳「当然だ」

「当たり前でしょ！」

徳「行こう！！世界一
クラブ、作戦開始だ！」