時間勝負 ページ11
〜No side〜
ーチャラ...ッ
健「皆...ごめんね...」
*最終的には
腕輪に可決された
ク「き、気にしないで」
徳「そういえば、試合は...
げっ!思ったより進んでる
!」
モニターを見た光一は
それと同時に、安堵も
覚えた
徳「順調みたいだな」
健「だね!」
ーぐいぐいっ
「何、和馬...」
「...あ」
徳「え?」
ーてんっ
「お弁当...」
和「すまない...」
「「「あ!!」」」
「待って、試合が早く
進んでるんだよね!?」
ク「じゃあ...!!」
健「こここここの
ままだと...!!」
和「五井に弁当を...」
徳「渡せない!!?」
ーダッ
分かるが否や光一はスマホ
で電話を掛けながらすみれ
を探し始める
健「どどどどうしよう!!」
徳「取り敢えず分かれて探そう
!!クリスは客席!和馬は建物
の周り!Aは一階!!」
徳「俺は地下!!健太は
お弁当持って待機!!」
健「了解!」
皆は一気に散る、光一は
まずは地下に降り練習場
から探す事に
ーズダンッ
徳「すっ...リナ?」
練習場にいたのはすみれ
では無く、リナだった
女「あら、リナのファン?」
フランス人の選手に話し掛け
られて、光一は違うと言うが
リナはバテないか?と問う
女「大丈夫よ、いつもは
こんなもんじゃ無いから」
女「これでも減らしてる方なの
よ?特に、今回はあのスミレも
出場するから...リナってスミレ
に凄く憧れてるから」
徳「...そうなのか?」
リナはかつて膝を痛めたショック
で柔道を辞めてしまおうかと思う
程に追い込まれていた
それを救ったのがすみれだった
すみれの動画を見て憧れと闘志
を抱き強くなった、だから彼女
には感謝している
リナ「ちょっと、勝手に
人の事...話さないでよね」
徳「リナ」
リナ「貴方は...確かコウイチ
だったわよね、此処に何しに
来たの?ケイサツ?」
徳「え?」
徳「...ああ、偵察か」
リナにすみれを見てないか?と
問うと、リナは観客席で見たと
答える
リナ「...ちゃんと昼食を届けて
あげて、あの子には全てを出し
切って試合して欲しいの」
リナ「私も、そんな
スミレが見たいわ」
徳「...分かった、ありがとう」
リナに礼を言い光一は観客席
に向かい、皆にメールを送る
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作者名:スカーレット | 作成日時:2021年9月12日 22時