椿姫物語 2 【世界一クラブ】 (ページ1)

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いざ特訓開始！！ページ1

〜No side〜

「「(めっちゃ盛り上がっ
てるんだけど...)」」←

何故か火がついてる女子2人
に、男子2人はついていけず
いた

「柔道は勉強とはワケが違う！！
よって大会の日まで打ち込み！！」

「てなワケで貴方達にも
付き合って貰うから！！」

「「え」」

どっから引っ張り出した
のか竹刀を手に豪語する
A

「ひよってる奴はいる？」

「いねぇよな！！」←

す「はい！！！」←

「「帰ります！！！」」←

そのまま光一の家に逃げ出した
2人、だがすみれ達が追いかけて
くる事は無かった

健「はあ、危なかったよ...！！
でも落ち込んでなくて良かった
ね！」

徳「だな、でも
まだ心配だけどな...」

光一は何か出来ない
かと、考え始める

徳「健太、俺達ですみれ
の応援に行かないか？」

練習はAに任すとして
だったら、自分達は応援
ですみれをカバーする事
の方が適任だなと光一は
判断する

健「応援...そうだね
！きっと、喜ぶよ！」

ーがしっ

健「皆で応援、頑張ろう
！！楽しみだね！光一！」

徳「ああ！！」

2人が腕を組み
頷き合った頃

ーバンッ

す「はっ、はっ...っ」

打ち込みをする2人から
垂れ落ちる汗を畳が吸収
する

「今から必殺技とか作ってる
暇は無い！だから、ひたすら
得意技を極めるしかない！」

す「A、めっ...珍しく
やる気だね...！！」

すみれはにかっと笑いながら
汗を拭って友もとい師に聞く

す「やっぱ柔道好き？」

「...まあ、好きだよ？
すみれ程じゃないけど」

す「そうかなあっ...今更だけど
あたし、やられるんじゃないか
ってヒヤヒヤした事あるよ？」

「いや和馬とかと
比べてみなって！」

す「でも光一とか
より強くない？」

ーびしっ

す「世界一クラブの
パワー力(りょく)、ナンバー3
！！」

そう言ってお茶をガブ飲みする
すみれにAも汗を拭い口を
開く

「さらっとゴリラ扱い
してんじゃんかよ...」

彼女はため息混じりで笑い
汗と一緒に垂れ落ちる銀髪
をぼうっと見て

「...すみれ」

す「ぷはっ、何？」

「話したい事
が、あるんだ」