悪魔と閻魔13 ページ14
光啓side
真「出ていくことにしたん?」
冷たい声が聞こえてきた
光「ん?………あぁ」
真「そーなんか。じゃーな。楽しかったで」
バタンッッ
真司郎…………俺も楽しかった
ガチャ
あ『光にぃ、いなくなるの?』
光「………………………そーだけど」
あ『今までありがとう。迷惑かけました。すっごく楽しかった。光にぃがお兄ちゃんでよかったよ。ありがとう。大好き』
それだけ言って部屋のなかに消えた。
………俺、バカだったのかな…。Aはそんなことするやつじゃねーじゃん。たとえどんなことがあっても、俺ら家族をけなしたりバカにしたりすることなんてなかった…。
それをわかってやれなった俺は最低だ。殴ったんだ。。俺、Aを殴ったんだ。父さんに言ってこよう。俺もこの家に残るって…
トントントントントントントントン
父「ん?もう準備できたのか?」
光「やっぱりこの家残る」
母「光啓…。わかった。ごめんなさい」
光「仲良くな」
父「あぁ。ありがとう」
隆弘と真司郎、Aにも言いにいこう。謝んなきゃだ。
コンコン
隆「誰?」
光「俺」
隆「………入れば」
ガチャ
光「俺、やっぱり残る」
隆「そ。俺はそれでいいと思う。わかったんだろ?Aはそんなことする人じゃないって」
光「あぁ。わかった」
隆「なら残れ」
光「おぅ。ありがと」
俺は隆弘の部屋を出て、妹の部屋へと足を進めた。
コンコン
あ『はい?』
光「俺だけど…いれてくれる?」
あ『いいよ?』
ガチャ
光「お邪魔します。俺、やっぱりこの家に残ることにしました。よく考えたら、Aはそんなことする人じゃないって思った。だからごめん。殴ってごめん」
真「光啓…」
あ『光にぃ…………………………。許さないって言ったら?』
やっぱりそーなるよな。
光「正直わかんない」
あ『ありがとう。わかってくれて。残ってくれて』
あーあーあー。優しすぎる。“俺の”妹…
光「A…俺からもありがとう」
真「やっぱりそーやろ?まぁ、まだ本当かどうかはわかんけど。誰がやったとか」
あ『うん。そーだね』
光「と、とにかくほんとごめん!」
あ『いいよ?大丈夫』
あーあーあー。優しすぎる。“俺の”妹…←
あ『明日から、またよろしくね!』
真「よろしくな!」
光「おぅ」
ほんとこいつら………(苦笑)
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菜のは - 受験、、、どーだったかな? (2018年4月5日 13時) (レス) id: 6d4b9b5fc5 (このIDを非表示/違反報告)
菜のは - 青ワンピースさん» 勉強頑張ってね!いつまでも待ってるからね! (2018年1月21日 15時) (レス) id: 6d4b9b5fc5 (このIDを非表示/違反報告)
青ワンピース(プロフ) - 菜のはさん» では、しばらく!ばいばい!ごめんね! (2018年1月16日 17時) (レス) id: f0d07dbb42 (このIDを非表示/違反報告)
菜のは - 全然大丈夫だよ!! (2018年1月12日 22時) (レス) id: 6d4b9b5fc5 (このIDを非表示/違反報告)
青ワンピース(プロフ) - 菜のはさん» 更新もレスも遅くなっちゃうけど、ごめんね! (2018年1月11日 22時) (レス) id: f0d07dbb42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青ワンピース | 作成日時:2017年11月26日 22時