悪魔の囁き 閻魔の微笑み

悪魔と閻魔１ ページ2

Aside


真「まだなん？」

あ『ちょいまち！』

真「遅刻すんでー！」

あ『女の子はね！』

真「時間がかかるんやろ？知っとるわ。何回聞かされたと思ってんねん」

あ『すみませんでしたねーっ』

真「もーはよしてー」

あ『わかってるよー』


せっかちって困るよね笑


あ『お待たせ！』

真「めっちゃ待った…」

あ『ごめんって！』

真「別にええよ。もう慣れたわ」

あ『なら怒るな！』


ﾍﾞｼｯ


真「ええやーん！」

あ『ダメなんです！』

真「はいはい。はよいこ！」

あ『あ！遅刻する！』

真「それだけはほんまにいやや！」

母「なにやってるの？家の前で」


あ！私のママです！


あ『ママ！今何時？』

母「今、８時３０分よ。」

真「は？それほんまなん？」

母「ほんとよー」

真「うーわっ。ヤバイやつや…」


えー。私たちの学校は８時４０分までに学校についてないとダメなんです…


真「A！はよのれ！」

あ『うぃっす！』


真ちゃんの後ろに乗る。もうね、日常化してる笑


母「いってらっしゃい！」

あ『いってきまーす！』

真「いくでー！！」


よかった。私の家が割と近くて。


真「A！ちゃんと掴まっとれ！今日はいつもより速いんや！落ちるで！」

あ『あいあいさーっ！』


ぎゅ


もうめんどいから抱きついた！


真「////」

あ『ん？真ちゃん？耳真っ赤だよ？』

真「じ、自転車こいでこーなっだけやっ！」


意味わかんない笑

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