性別 ページ5
「そういや、僕の性別ってこの部と僕のクラスの人しか知らないと思うんだけど、大丈夫なん?一応確認な。」
「まぁ、大丈夫なんじゃないの?ハルヒだってなんやかんやバレてないしネ。」
「あ、ほんと?んじゃ、とりあえずこのままでええか。」
「でも、自分もだけど、Aは裸体が含まれる服装の時ってどうするの?」
「そんなんあるん!?マジかよ…」
「ふむ、いい質問だな!ハルヒ!
そうだな…胸の手術とかは?」
「いや、してへん。体のリスク、デカいらしいからな。
親に猛反対されて。」
「むぅ…じゃあ、フリフリのスカート系でも…」
「いやいや殿下、僕のこと分かってらっしゃいます?
スカート系…んー、ちょっとムズいな。」
「そうか…!!
じゃあたまには着れるってことか!?」
「いやどんだけポジティブシンキングなんやあんた…
なんか無いん?水着とかやったら、胸を強調しないやつとか…」
「あいつらに頼めばどうだ?」
「うわ!鏡夜先輩…」
「うわとはなんだ。
あの双子に頼めばいいんじゃないか?あそこは服に関係する家柄だからな。」
「あー、そうか。ほな、頼もうかな。」
「よしじゃあ、次は海でお客様をおもてなすぞ!」
「本当に急だなお前は。」
「まぁでも、これがタマちゃんだからね〜」
「ちゅーことで、頼む!
そんな感じの服、作ってくれ!!」
「いーけどー、見返りはー?」
「見返り?!そんなんいるんか?!」
「まぁ一応?僕らに頼むってことはそういうこと、みたいなところあるじゃん?」
「(頼む相手ミスったかも…)」
「そうだねー…。
じゃあ、とりあえず僕らの家来てよ。寸法合わせたりしなきゃだしネ。」
「そうか、分かった。見返りは、どうすりゃええの?」
「まぁ後で考えとくから。とりあえず家来てよ。」
「お、おん…」
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作者名:薟(れん) x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2021年10月12日 0時